MY HIDEOUT ~私の隠れ家~

May 30, 2006
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カテゴリ: 映画鑑賞記録
"ANGEL-A"

出演・・・ジャメル・ドゥブーズ、リー・ラスムッセン、ジルベール・メルキ、セルジュ・リアブキン、他。

・物語序盤・
パリに暮らすアンドレ(一応、国籍アメリカ)は、ギャング絡みの借金で首が回らない冴えない小男。
あちこちから返済を迫られて、このままでは48時間後には殺されてしまう。
絶望したアンドレは、アレクサンドル三世橋からセーヌ河に飛び込み、自殺しようと考える。
しかし隣をふと見やると、同じように河に飛び込もうとする美しい女性が。
彼女が身を投げたのを見て、とっさに助けようと、河に飛び込んだアンドレは、無我夢中で彼女を岸まで運び上げる。



リュック・ベッソン監督が、「ジャンヌ・ダルク」以来6年ぶりに自らメガフォンを取った新作。
主演のジャメル・ドゥブーズは「アメリ」にも出演したコメディアン。
アンジェラ役のリー・ラスムッセンは、スーパーモデルとして活躍する女性。
海外ではあまり相手にされていないが、日本では頗る有名・人気の監督リュック・ベッソン。
プロデュース作品は多いですが、自ら監督をするのは、これで十本目。
以前から、自分は生涯に十本しか映画を撮らないと宣言していた彼。
本当にこれで引退するんでしょうか?
その真偽はさておき、映画の感想をば。

六年の沈黙の後の、記念すべき十本目の作品という大層なお題目を付けられると、少しばかり地味な印象は禁じ得ませんが、個人的にはなかなか良い感触の映画でしたよ。
観る前は、普通のラヴ・ストーリーかと思いきや、ファンタジーなのですね。
アンジェラは、その名の通り、本物の天使。

見た目は、スレンダーなボディにミニスカで、とてもセクシーな彼女。
借金で命の危機に晒されているアンドレの為に、体を張って、お金を作ってくれます。
でも実は、綺麗な顔に似合わず、暴力的だったりします。
映像は全編モノクロなのですが、これがファンタジックな世界観にマッチしていたと思いますね。
もしもカラーだったら、リー・ラスムッセンは色気と生々しさがありすぎたかもしれません。


背の低いジャメル・ドゥブーズと、長身のリー・ラスムッセンのデコボコ・コンビがキュートでしたね。
ジャメル・ドゥブーズは映画の中では特に触れられていませんでしたが、片手は義手ですよね。
実際に義手なので、敢えてその部分には触れなかったのかもしれません。
でもいつも片手をポケットに突っ込んでいたので、違和感を持った人も多かったと思います。

ストーリーはまったりとしていて、特に凄いエピソードはありません。
アンドレの為に、クラブで次々に売春して、お金を稼ぐアンジェラの行動には引きましたが、後で種明かしがあったので救われました。
一風変わったアンジェラのキャラクターは、個人的にはマル。
恋愛物というより、ファンタジー色が強くて、パリの風景もファンタジックな撮り方をしていたと思います。

世間一般のウケは悪くて、あちこちで酷評されていますが、全く期待していなかったせいか、不思議な世界観に魅せられて、個人的にはわりと好きな作品となりました。
リュック・ベッソン監督の、理想というか妄想の世界には違いないのですが…。
エンディングはハッピーなのかは、微妙な所ですね。
アンドレがダメダメな奴である事は変わりないし、あの後アンジェラと二人で幸せになれるのでしょうか?

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最終更新日  Jun 5, 2006 03:08:41 AM
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