MY HIDEOUT ~私の隠れ家~

Apr 3, 2009
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カテゴリ: 漫画・書籍関連
芥川賞受賞作なので、ベタですけど。

貸してくれて有難う。m(_"_)m

読んだらね、本当に私だった。爆。
それ故、イタ過ぎて、なかなか読み進められず。汗。
作品自体は、痛い内容ではありません。
単に自分とキャラが被り過ぎて、個人的に集中砲火を浴びたようなものでして。

内容としては、20代終盤のごく普通の女性の、ごく普通の日常を、さり気無いタッチで描写したものです。
映画に喩えるならば、淡々としたミニシアター系ヨーロッパ映画。

山あり谷あり、波乱万丈、花も嵐も踏み越えて~という展開を求めている方には向きませんので、ご注意を。

書かれている事は、有り触れた日常で、特に何か事件が起こるという訳でもないのに、主人公の生活や動向が気になる。
波乱万丈な物語ならば、ある程度、構成力や文章力に難があっても、ストーリー展開で読者を引っ張ってゆけます。
でも、この終始一貫して淡泊な話を、飽きさせずに読ませるというのは、実に難しい。
さらっと書かれていますが、そこは職人技でしょう。

加えて、日常に対する観察眼に唸らされました。
普通の人間ならば、記憶する事無く過ごしてしまう、当たり前の事を再認識させてくれる。

本を勧めてくれた友人は、余りに私と発想や行動が似ているので、私にも書けと言ってくれましたが、私にこの職人技は不可能です。(^_^;)
私の海馬には、絶対に残っていない事柄が散りばめられているんですもの。
何気ない事を記憶に留めておくのって、案外、難関ですよ。
著者はきっと、主人公のように、逐一メモする性格と見た。

こんな瑣末なネタは。

もう一冊、別の著作を読みたいかと言うと、それはノーなんですけど、これはこれで上手く纏まっています。
一見誰でも書けそうで、なかなか書けない本の見本かも。






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最終更新日  Apr 3, 2009 11:07:45 PM
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