さるのちえ

さるのちえ

2005年03月25日
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カテゴリ: 伝統文化芸能
来月、弥生の歌舞伎座は今月に引き続いて、十八代目中村勘三郎襲名披露興行である。しかし、江戸歌舞伎の成田屋父子が出演するという、まさに文字通りの大歌舞伎である。その演目中、歌舞伎十八番の内「毛抜」が当代團十郎の粂寺弾正で上演される。以下、その配役を紹介する。

粂寺弾正    團十郎
勅使桜町中将  海老蔵
民部弟秀太郎  勘太郎
秦 民部    権十郎
八剣玄蕃    團 蔵
小野春道    友右衛門
腰元巻絹    時 蔵

「物語と見所」

小野小町の子孫、春道の館。天下が干ばつに苦しんでいるため、小町の雨乞いの唄の短冊を差し出すようにとの勅諚が下る。ところが短冊はなくなっており、春道が短冊の行方を命じている時、あらわれたのは文屋豊秀の家臣・粂寺弾正。小野家の姫君錦の前は髪の毛が逆立つ病に悩んでいたが、弾正は毛抜が一人でに動くことから推理して病気の根源を突き止め、小町の短冊も悪人から取り戻してゆうゆうと館を後にするのでした。

 歌舞伎十八番の一つで、科学作用を持ち込んだ奇抜な趣向がユニークであり、また滑稽でもある。弾正が毛抜がひとりでに立って踊り出すのを見入るときの見得が見どころの一つ。弾正は悪事を見やぶる才知あふれた人物であるが、腰元や若衆に戯れる一面ももつ魅力あふれる主人公を團十郎が家の芸を演じる。





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最終更新日  2005年03月25日 13時48分10秒
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