さるのちえ

さるのちえ

2008年02月21日
XML
カテゴリ: 伝統文化芸能
三月の歌舞伎座は「歌舞伎座百二十年」と銘打って、江戸の元禄期以来、上方で活躍した坂田藤十郎と江戸で活躍した市川團十郎が歌舞伎史上、初めて共演する。昨年1月、大阪松竹座の『勧進帳』での共演に続いて、東京・歌舞伎座で実現するわけである。

昼の部では『一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)』が出る。この狂言は「平家物語」を脚色した義太夫狂言の名作の一つである。今回は、「陣門・組打」がでるが、その配役は次のとおりである。
          熊谷次郎直実  團十郎
             玉織姫  魁 春
         平山武者所季重  市 蔵
  熊谷小次郎直家/無官太夫敦盛  藤十郎

源平の合戦が一の谷で始まり、源氏方の武将・熊谷次郎直実(團十郎)は、子の小次郎直家(藤十郎)と共に出陣する。小次郎は平家の陣所に先駆けをするが、かえって怪我を負ってしまい、直実は小次郎を助け出す。
一方、須磨の浦で、平敦盛(藤十郎)を直実は組み伏せるが、小次郎と変わらない年齢であることを知り、その命を救おうとする。しかし平山武者所にこれを見咎められた熊谷は敦盛の首を刎ね、敦盛の許婚で、平山に斬られて瀕死の玉織姫(魁春)に、その首を見せる。

一谷嫩軍記といえば「熊谷陣屋」がお馴染みであるが、今回の「陣門・組打」は、その前のところであり、役者のしどころも多く、また義太夫も「聞きどころ」が少なくない。両優のからみにも注目される場面も多い。



弥生の歌舞伎座は、歌舞伎座120年記念として、この両優のほか、菊五郎・仁左衛門・我當・左團次・芝翫・富十郎・田之助・梅玉・段四郎など、まさに東西合同の大舞台となる。









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年02月21日 15時44分26秒
コメント(2) | コメントを書く
[伝統文化芸能] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

コメント新着

myk1016 @ Re:春らしくなりましたね。(03/07) sirasagi43さん お久しぶりです。 お元…
sirasagi43@ 春らしくなりましたね。 こんばんは 圧倒される記述に読む時間…
myk1016 @ Re:お久しぶり(03/04) asuka1128さん 浦島太郎さんかと思いまし…

プロフィール

myk1016

myk1016

カレンダー


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: