家庭菜園・狩れ! 枯れ! アレ? 物語

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ミレディ @ Re:わぁ、私も同じ!(12/19) moonさん 芸能人が管理されているのはあ…
moon@ わぁ、私も同じ! 私も先週末、まったく同じのが届きました…
ミレディ @ Re:私も(12/19) あったさん Greeなどでも増えているそう…
あった@ 私も きてました。しかも全く同じです。 私の…
ミレディ @ Re:同じことありました(12/19) えいこさん mixi側がIDを閉鎖したのでし…

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December 8, 2006
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カテゴリ: 私の24
 別れの日も赤ちゃんは元気に夜泣きをして私を楽しませてくれた。

 ただ、妹も大分コツを掴んだらしく、泣き止まなければ自分の心音を聞かせるようになった。もう少しこの赤ちゃんを見ていたい気持ちは強いけれど、もう今は顔を忘れないように強く見つめていることしかできなかった。

 準備を三十分で済ませ、姉さんと妹に空港まで送ってもらう。

 やはりアメリカでも「出産後の妊婦」は長時間運転してはいけないのだという。空港に着き、カバンの中大事にしまっていた「eチケット」、帰国明細が書かれたコピー用紙を出す。正直これがチケットの替わりになるのかかなり不安であったが、このコピー用紙だけで入国できたから問題は無いだろう。

 出国用のチケットを貰い、荷物のチェックをお願いする。日本と違い中を開けてまでの確認はしなかった。後で気が付いたのだが「バッグのカギは閉めないで下さい」と検査場には書いてあった。閉めて渡してしまったような気が……検査後は出国検査を受ける。特に問題は無く、検査時間は日本の半分ほどであった。

 帰国後知ったのだが、もし私の荷物に疑いがかかり、係官が開けようとしてあかなかった場合は鍵を破壊し調査をするのだという。この際の保証は一切無いという。恐ろしい。中身が取られるのが怖いという人は「アメリカ運輸保安局公認の鍵」、での施錠であれば閉めても構わないという。これは係官がマスターキーを持っており、検査の障害にならないからだという。これは「TSAロック」という名前で売られている。検査後は荷物を触ることは禁止され、係官の手によって航空会社のゲートに運ばれる。面倒であるが、これもまたテロ対策なのだそうだ。

「さようなら」
「きてくれて、ありがとう」

 隣の家に遊びに来たかのようにあっさりと、妹とは別れた。



 空港に一人ぽつねんと取り残された私の手にはもう六ドルしか残っていなかった。これでは何も買えない……飛行機で寝るように首用枕だけでも買おうかなあ……と姉さんにおごってもらったコーヒー片手に免税店を放浪する。ゲートを潜ってしまったら、手持ちの水は捨てられてしまう。コーヒーを飲み終えた後はミネラルウオーターを片手にフラフラ、フラフラ達成できなかった目的の更なる達成を狙いお店を探した。

「初志貫徹。やはりコーチのバッグを買って帰らねば。うんうん」

 貰ったコーチのバッグは思ったより小さかった。私はもう少し大きなバッグが欲しかったのさー

 極悪人の顔をしてコーチのお店内を放浪する。カードで買えば何とかなる。さ、このバッグはおいくら? 手にとったバッグの値段を見て私は騒然とした。

「は、八百五十ドル???」

 げ、これはどう転んでも買えない。

 やはりアウトレットショップは安かったんだ……と改めて思い、それ以上免税店を放浪する気持ちがなくなってしまった。どうやら空港のお店では高級品ばかり扱っていて、一般人が買うような? 品は置いていないらしい。キーホルダー一つであっても五千円以上した。気持ちを振り切るためにミネラルウオーターを一気に飲み干し、最終ゲートへ向かう。ここでは日本と違い「靴を脱いで」赤外線ゲートを通るよう指示された。アメリカFOXのテレビドラマ、LOSTにて麻薬中毒者が靴の中に麻薬の包みを隠し、トイレでそれを吸引するシーンがあったが、まさか靴の中まで検査されることがあるとは思わなかった。

 ゲート前には大きなバケツが置かれ、大量のペットボトルが飲み途中のまま捨てられていた。検査官もまた「持っているやつはここに入れろ」と指示をしていた。勿体無いなあと思うが仕方ない。

 飛行機が出るまでまだ時間がある。待合室にはインターネットにつながった端末もあり、有料ではあってもメールチェックができるようになっていた。決済方法はドル紙幣とクレジットカード……ちょうど小銭も残っているし、やってみるかとシワシワのドル紙幣を入れるが認識できないのか動かなかった。

 帰国便は勿論来た時と同じコリアンエアライン。

 ただ行きとは違い機内では日本語でのアナウンスが流れ、その日の日本の新聞が配られている。ありがたい。ウエルカムドリンクを飲んだ後は後学のため、ビビンバではなく今度は「ビーフ」のメニューを選択した。しかしこれは大外れ。ビーフはビーフでもお酒で漬けられたビーフシチューが出てきたのだ。味が濃くて中々食べられない……カロリーも高そうなので半分ほど食べその後は日本から持ってきた雑誌を広げ時間をつぶした。



「しょうがない。寝るか……」

 といってすぐ寝られれば一番であろうが、残念ながらそうは上手く行きはしない。私の左側にはイギリス人の中年男性、右側には日本人の少々年配の女性が座っていた。別段人間に興味は無いのだが、私の意思を誘ったのはその女性の目の前にさされていた雑誌の数々だった。

「あ、あれが読みたい……」

 一週間に十冊以上の本を読む活字中毒が、一週間近く読み物から遠ざかっていたのである。目線が雑誌の方向を向いて止まる。何でもいいから本を読みたい。読みたい。読みたい……

 でも恥ずかしくて「本を貸してもらえませんか」の一言がいえない。



「やること無いと飛行機の中って地獄だ……」


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Last updated  December 8, 2006 12:17:22 PM
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