家庭菜園・狩れ! 枯れ! アレ? 物語

家庭菜園・狩れ! 枯れ! アレ? 物語

PR

×

Comments

ミレディ @ Re:わぁ、私も同じ!(12/19) moonさん 芸能人が管理されているのはあ…
moon@ わぁ、私も同じ! 私も先週末、まったく同じのが届きました…
ミレディ @ Re:私も(12/19) あったさん Greeなどでも増えているそう…
あった@ 私も きてました。しかも全く同じです。 私の…
ミレディ @ Re:同じことありました(12/19) えいこさん mixi側がIDを閉鎖したのでし…

Profile

ミレディ

ミレディ

Favorite Blog

青色申告、2027年改正… 山田真哉さん

九州男児的北京交流部 九州男児的北京さん
ニコじいをよろしくね つうちゃん2525さん
武蔵野航海記 小川のジョージさん
hinamanma ひなまんまさん

Freepage List

Keyword Search

▼キーワード検索

January 24, 2007
XML
カテゴリ: 沖縄を目指して
「ママこれすごいよね。本当に星の形をしているんだよ!」

 国際通りで大量にゲットした「星砂入りの瓶」。娘は瓶を片手に、何故砂が星の形をしているのか、どこでこの砂を取ることができるのか、私をドカドカ質問攻めにしてきた。

「有孔虫の化石だということしか私は知らない。それに私が昔読んだ新聞では「観光客が取りすぎて星砂の海岸は枯渇した」と書いてあったからもう無いのかも知れないし……」
「じゃ、何でまだ砂があるの? 変じゃない」
「だから無くなってしまう前に隠してしまった人がいるのかも……その人が今小出しで売り出しているのかも」

 自分でも分かっている。徐々に私の回答が怪しくなってきた。

 娘はというと「自分の疑問については母親が必ず回答する義務がある」と考えているらしく、攻めの手を緩めない。挙句の果てには「これから星砂の海岸に行って調べましょう!」といい始めた。

「ママの知識にも限界があるの。大体どこにあるかも知らない所に連れてはいけないよ」
「どこにあるか大体は知ってるんでしょ」


 逆切れしてその場を何とかしのぐ。気にはなるが知らないものは知らないのだ。

 しかし、疑問はそのままにしておく気は無く、自宅に戻ってから、本を読み「ただ場所を調べる」だけでなく、実際に行ったことがある人間を探し聞き込み調査を行った。

 近所の沖縄好きの幼稚園友達からは「そういえば行った事がある」「石垣島から近かったよ」「今は大して無いよ」といわれた。これらの発言を元に地図で場所を拾うとすぐ分かった。それは何故かというと石垣島から船で一時間足らずの距離にある「竹富島」という所に「星砂の海岸」とそのまま書かれていたからだ。

 竹富島は石垣港の南北五キロの会場に浮かぶ島で、周囲は九・二キロ、面積五・四一平方キロの平坦な小島。島へは石垣港から高速船が出ており、竹富島まで約十分ほどで到着する。星砂の海岸は南東部にあり、浜の砂は一粒一粒が星の形をしている。これは約三億年前に発生したバキュロジプシナと呼ばれる有孔虫の化石で、普通の砂に混じり海岸に打ち寄せられている。海岸全体が星砂というわけではなく、「四葉のクローバー状態」で星砂が海岸に点在するという。

 ここの海岸は名前だけで、実際は星砂は殆ど無く、カイジ浜の方が星砂の含有率は高いという。ただ環境庁が立てた看板があり、そこに「この浜を星砂の浜呼ぶと」書かれている。この浜の星砂の数は少ないけれど棘の数が多いので「星砂」ではなく「太陽の砂」とも呼ぶことがあるという。これは有孔虫の種類が違うからで、太陽の砂の方は「ルカリナ」という有孔虫の化石である。他にも丸っこく角の無い「ゼニイシ」という種類があるという。この海岸は観光者に長年にわたり星砂が採取され今は殆ど見ることはできないという。

「やっぱり、昔見た新聞記事は本当だったのね……」

 おそらくはそれでも「観光名所」としての価値はあり、看板をはずす事はできないのだろう。

 また西表島にも「星砂海岸」が、あり自力で拾いたければこちらの浜の方がお勧めであるようだ。星砂は細かいのでついていそうなところに手を差し伸べ、手につけることで取ることができるという。しかしこれでは「一瓶三十円」といった値段で売ることは不可能である。

「一個三十円だったらジャカジャカ取れて、バンバン入れる形でないと駄目だよね。効率、人件費考えても……そうか。考えてみれば国産じゃなければ十分可能な数字だ」

 気になり調べてみると実際みやげ物店で売られているのは「東南アジアから取り寄せた星砂」という説を発見した。そういわれてみればフィリピンの貝殻が妙にたくさん国際通りで売られていた……私はもしかしたら沖縄に来てフィリピンのお土産を買い捲っていたのかもしれない。



「国産じゃないの……もしかして……」 

 数十個ある瓶の全てをひっくり返しても「製造場所」は書かれていなかった。

 実際星砂の海岸に行った父は具体的な名前は覚えていないが、石垣島から船で行く五千円ほどのツアーに参加したという。牛車に乗り島を一周した後「ここが星砂の海岸だ」といわれる所に連れて行かれたという。

「それで星砂探したの?」
「いや。星砂の海岸に「星砂屋さん」が出ていたからそこで一個百円のを買った。二軒ぐらいあったかな。お土産としてお前に買って来たの覚えてないか?」


 星砂の入ったイルカの形をしたキーホルダーを確か貰った……

 つまり父は星砂の海岸に行って、フィリピン製の星砂を買って来たのだろうか……
 謎は深まるばかり。調べるにつれ徐々に真実を知りたくない気持ちになってしまうのは何故であろうか。沖縄の星砂。その真実は今も闇に包まれている。 

「ここで真実を伝えて良いのかどうか……」


265086392_111.jpg

265086392_115.jpg

ミレディ最新作★中国茶トリビアの泉★現在楽天BOOKSで絶賛発売中


買えない場合は直接送ります。メールにてお問い合わせ下さい






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  January 24, 2007 09:28:59 PM
[沖縄を目指して] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: