家庭菜園・狩れ! 枯れ! アレ? 物語

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ミレディ @ Re:わぁ、私も同じ!(12/19) moonさん 芸能人が管理されているのはあ…
moon@ わぁ、私も同じ! 私も先週末、まったく同じのが届きました…
ミレディ @ Re:私も(12/19) あったさん Greeなどでも増えているそう…
あった@ 私も きてました。しかも全く同じです。 私の…
ミレディ @ Re:同じことありました(12/19) えいこさん mixi側がIDを閉鎖したのでし…

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February 22, 2007
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カテゴリ: 新潟・米の旅
 よーいドン! で料理に手を伸ばす。息子はオニギリ、私はお刺身をいただく。新鮮で美味しい……娘はというと会場で見つけたお友達と一緒に既にどこかへ消えてしまっている……薄情なことこの上ない。どうやらお酒を飲む親に配慮し、別室に「お絵かき場」というのが設けられているらしい。八歳の娘は一人で行ってしまっても構わないが、四歳の息子はやはり一人でやるわけにはいかない。

「お寿司食べたいな」
「分かった貰ってくるよ」

 二人三脚。旦那がテーブルから出かければ私が残り、私が出れば旦那が残る。不自由ではあるが料理は美味しいので文句は無い。傍から見れば旦那を顎で使う鬼嫁に見えるのだろうが、特に気にはしない。私が一瞬目を話した瞬間、ちなみに今日は新幹線を降りる時にそれがあったのだが、その時、息子は私の手を振り払い旦那を追い見事新幹線隙間から墜落したのである。

「ハヤト! ママを置いていかないで! 駄目だよ! 離れちゃ!」

 その後、同行のツアー客からは「おっこちのハヤト君」といわれ、私も旦那にきつくどやされた。とにかくまだまだ危険人物。世界の平和を考え親のどちらかは専任で側にいなくてはならない。

 しかし、息子以外、会場に到着してからずっと私の気を引いている物があった。それは机に並べられたビールでも、純米酒でもない。隅のほうにぽっと置かれたグランドピアノだった。

「あれピアノ? 弾いて良いのですか?」

 スピーチのお礼をいいにやってきた会場担当者にここぞとばかり話を聞く。時折この会場でピアノコンサートを開く時のために置いてある物で、決して「弾いてはいけない」物ではないという。


「いえ。アナウンスはいらないです。こっそり弾かせてくださいな」

「やるぞー」と、たまたま同席した子供達と盛り上がり、息子を寿司を持ち戻ってきた旦那へ預け、グランドピアノへと向かう。本当はもっとお寿司を食べていたかったのだが、そんなことをしている場合ではない。綺麗に手入れされたグランドピアノの魅力に叶う物などだるだろうか。私の旅に出た時の一つの喜びは「現地のピアノを弾く」ということだった。既にピアノ歴は二〇年。指はピアノ用に完全変形している私はピアノの先生なのである。

「じゃ、まずはベートーベンの悲愴から……」

 盛り上がる子供達。お酒を飲んでいなければもっと上手に弾けたのだろうけれど……子供たちはとても喜んでくれ、私が弾いた後、次に次に椅子に座り曲を披露してくれた。最も多かったのは「猫ふんじゃった」だけれど、一度も話したことのない子供達もピアノの音色に惹かれ、ずりずりと回りに集まって来る。しかしその中に一番弟子・娘の姿はない。

「ほら、あなたも弾いてごらん。グランドピアノを弾く機会なんてそうないんだから。このピアノは多分三百万以上する高級品だよ。普通だったら発表会以外子供はまず触らせてもらえない代物だよ」

 途中からは遠慮をして、子供達に席を譲った。

 こういうイベントも旅の楽しみ……と笑顔で五メートル先にいる息子の方を振り向くと右手を口にチュパチュパと咥え、ネメツケルような目で私を見つめる姿があった。

「ど、どうしたの。ハヤト怒ってるの?」
「相当怒ってる。お前が他の子供と遊んでいるのが気に食わないらしい」

「まだ遊んでるの?」という目で私を睨む息子。しかしピアノは私のライフワークなのだ許して欲しい。背後に怒りを感じつつピアノの元に戻る。子供達は更に盛り上がり、「エリーゼのために」を弾いてくれといい始めた。

「いいよ。君たちが弾いているぐらいの曲だったら何でも弾ける。任しといて~」




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Last updated  February 22, 2007 07:09:02 PM
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