ホンヤガヤマダ（読んだ本の記録）

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出版社: 文芸社 (2005/09)

　単身大学に通う正樹のもとへ母親から電話がり「離婚するの」と言ってきた。そして仕送りが出来なくなるという。
　離婚はどうでもよかったが、仕送りがストップするのは困る。真剣にアルバイト先を探さなくては。
　正樹は大学でたまたま隣に座った男に愚痴を言いたくて声を掛けた。男は成宮といい、アルバイトを探している話をすると成宮は言った「そんなのは簡単だ、僕の仕事を手伝えば良い」と。
　しかし、そのアルバイトとは車を盗むことであった。正樹は見張っているだけでよいと成宮は言う。
　逡巡した挙句、ランボルギーニを盗む手伝いに行く。
　見張りをしていると成宮が戻ってきて「ちょっと来い」と呼ばれ、行ってみるとランボルギーニの横に男が倒れている。そして助手席には少女が座っていた。少女は目隠しをされ、猿ぐつわをされていた。
　成宮は「少女を助けよう」と言い出し正樹の部屋に連れて行くことに。

　成宮は言う「よし！俺たちで犯人を探し出しヒーローになるぞ」と。