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ホンヤガヤマダ
小説などの紹介です。最近は冊数記録用と化している。 2021年よりTwitterにいます。
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January 9, 2008
テーマ： お勧めの一冊(464)
カテゴリ： あ行-作家
出版社: 光文社 (2007/11/8)
★★★★★
2005年本屋大賞2位
「痴呆」、今は認知症というが、その認知症とアルツハイマーの違いが分かります。
まー、認知症の中でアルツハイマーと分類されるのかな？
アルツハイマーは「アルツハイマー型認知症」というらしい。
突然の病気に衝撃を受けた本人と家族の葛藤が描かれている。
とても重く悲しい内容でした。
広告代理店に勤める佐伯は５０歳になり、物忘れがひどくなってきたことに憂いを覚えていたところ、大ポカをやってしまった。クライアントとの打ち合わせ日を間違えすっぽかしてしまったのだ。
予防策として『備忘録』を付け始める。
やがて眩暈が起こるようになり頭痛もするので精神科にかかってみると「若年性アルツハイマー」との診断。５、６年で死にいたるまで、様々な弊害と症状、うつ病状態も起こり、自らが生きていることを忘れたかのように死に至る、というのだ。
世界が一変した佐伯は戸惑い、慌てた･･･。
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