贅沢な昼寝

贅沢な昼寝

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Dec 21, 2007
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カテゴリ: 疾病関連
「特別何かするわけでなくても、


とYさん(同年代・男性)に言われ、はたと考え込んだ。

しない。

思い出す限り、ここ数年特別な感慨はない。
観光地であるから町の要所要所にはクリスマスらしい飾りつけがあり、イベントなどもあるのだが、自分の気持ちまで浮き立つようなことはないのだ。

そういうと、
「それはまずいんじゃない」と言われたが、まずいんだろうか。

宗教的な意味合いなどそもそもない日本のクリスマス。

そういう環境にいないと普通に過ぎていく日でしかない。
今日は店のある町にも下りていかなかったからクリスマス商戦にも遭遇しなかったし。

昨年は近所の酒屋でクリスマスケーキの注文を猛烈な勢いで営業され、勢いに負けて注文してしまったのだった。注文したはずのチョコレートケーキではない白いケーキを受け取り、事務所にいた人々と食べ、私は腹を壊した。ケーキに問題があったのではなく、バターの入ったものを久しぶりに多く食べたため、消化が間に合わなかったのだ。

ケーキといえば、小学低学年の頃「アイスクリームケーキ」がクリスマスの夜の楽しみだった。当時は冬にアイスクリームを食べるということが特別だったのだ。店にも冬にはアイスクリームはなかったと記憶する。

これまでのクリスマスで唯一宗教的だったのは学生時代であった。礼拝堂が敷地内にあり、クリスマス礼拝に出席しなければならなかった(単位になったと記憶)。賛美歌を歌い、ありがたいお話しを聞いた。
敷地の入り口には大きな針葉樹があり、12月中旬になると電飾が煌いていた。今のような多色の電飾ではなく、黄色いものだったと思う。真っ暗な中にそれだけがキラキラしていて、確かにあの頃は、特に何をするわけでなくても気持ちが浮き立っていた。

(書いていると記憶が蘇ってくる)

涙が出るほどサンタが嬉しかった時があった。
12月初旬から1月初めまで入院していた時、看護婦さんたちがサンタの帽子をかぶって患者一人一人に小さなプレゼントとカードを渡してくれた。
どんなものを戴いたのかはすっかり忘れてしまったが、ひとりで病室に横臥していた身には途轍もなく嬉しい出来事だった。
人生で忘れられないクリスマスと聞かれたら、その日と答えるだろう。





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Last updated  Dec 21, 2007 07:37:47 PM
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