まずは、何処かで聴いたことがあるなぁ。。と、マイケルジャクソンでお馴染みのHuman Nature。たぶん、誰もが最初に感じることは力強さ、そして、ピアノが思いっきり鳴っていること。耳障りのいいメロディなのに抒情というより硬派で信念のようなものを感じ潔い。 彼が尊敬するピアニストの1人、モンクのEpistrophy。二次元の楽譜に記された三次元の音符の羅列は、捻れて四次元的なモンクの世界へ。かなりドラマチックなDarn That Dream。最後の余韻がとても心に響く。 やはり、尊敬してるピアニスト、エリントンの作品でBlack & Tan Fantasy。ストライドの伝統的な響きを全面に押し出して。ここまでは、かなり個性的といえど、まぁ、導入部分といっても良いかも。
スティーブコールマンのGamesを淡々と熱演し、敬愛するであろうエリントンのFleurette Africaineは先ほどの栗と茶の幻想とはうって変わって真っ向から見据えた感じのきりっとした演奏に。 終演はアイヤーのオリジナルでOne For Blount。最後までたたみ掛けるように何かを問いただす感じ。