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2010年12月08日
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テーマ: Jazz(2004)
カテゴリ: JAZZ



12/5 Fabio Bottazzo TRIO@JazzCafe 音食(ねじき)
Fabio Bottazzo (g) 東 聡志 (b) 八木 義之 (vtb)
12月の晴れた日曜日。四時に開始なのだけど、珍しく早めにつく。
まだ、リハの時間だなぁ、ってことで、駅の改札でまできてくださった方と、「時間まで郭公でお茶したいな」、って、歩くうちに、、なぜかガールトークが止まらず、、、開始30分前になり(爆)、そのまま音食へ。

すでに、リハは終わっているメンバーの皆さまとご挨拶して、アイスティー♪
ファビオさまのシャツの色を巡って、あれやこれや。。
久しぶりにみる、あの顔この顔、うーーん、、こういう空間って不思議です。。
素敵な空間、音食さま!さて、さて、時間となりました!お手並み拝見ッ。

ギターとベースがリズムを刻む中現れ出たのが、All Blues。ダークにクールにトロンボーンが響く中、推進力としてのベース、機動力としてのギターと面白い空間が拡がる。クールなギターのソロにナルトベースががっちり守り、ベースソロになるとギターが守り、その辺の呼吸は2人はツーカーですね。フロント的にはかなり贅沢な空間をいただくわけです。ほぉ。。

と、テンポよくジョビンのFavela。トロンボーンは、このくらいのテンポで、飛ばす時のソロは安定してる気がする。テーマは、丁寧にね♪ファビオソロの粘りに、まさかのグラントグリーンが入った感じを持ったのは、わたしだけかな、、。ファビオさまって、知らない顔がいっぱいある気がする。
つう事で、あの森さまも冒頭ユニゾン部分は、気合いがいるよ、って、言ってたWaltz New。今日は、3人でッセ。思わず、がんばりましたぁ!って、手を叩いてしまった。と、まぁ、、いろいろあるのネ、。。(笑)ギター、ベースとつないでいくのですが、ベース気合いが入りましたね。で、ベースフューチャーのYou Must Believe In Spring。これ、よかったです。ベースの後ろ、横、時々前に来るギターかっこよかったな。ソロもかっこいいのですが、こういう状況での動きを聴いてるとやっぱり、うまいですよねぇ。で、ハンコックのChameleon。これは、ファビオさまの創り出す、ビートにのって、イケイケでしたねぇ。3人のってましたけど、やっぱはじけ具合がファビオ断トツ。ギンギンきちゃいます。ユニゾン、決め部分もぴったりときて、いい感じだったけどナ。

どうでしょう、だいぶ、3人馴染んで暖まってきて、ここで、休憩は惜しい気もします。(笑)
ファビオさまって、多くの場合、、慎重な音選び、間のとり方なのですが、時々、スイッチを切り変わることがあって、追撃モードやばく進モードになることがある。と、いつもの思索的なフレーズも浮き上がって、どっちもよりかっこええのだ。やっぱ、アランホールズワース好き、って、わかる気がするかも。スイッチが入るではなく、切り替わる、って、感じかな。
こういう、羊の皮かぶった狼の典型的なのが、ビルフリさまなのだけど、ブルフリみたくあそこまで音がないと、まわりは大変だろうなぁ。。しみじみ。。(爆)
休憩中は、荒木マスターとIさまといろいろお話しさせていただき、あれれ、って間に2セット目開始。

まずは、お馴染みフランクフォスター(^_^)vのRaunchy Rita。ちょっとアーシーな雰囲気でベースソロから始まる黒さと、粘り濃さがかっこええ。このくらい印象の強い曲はいいかも。意外と、シックリ優しく暖かなムードがタップリでてたのが、ファビオさまの新曲In Due Sll'Altalena。トロンボーンが、意外と不思議ミスマッチであってたぞ。で、ハレルのSail Away。ギタートリオヴァージョンは生では初めて。いいな。ギターの軽やかサガ、、曲の高揚感浮遊感にあってる。時々はいる、ギターの高音が、なんだか、きらきらした陽ざしのよう。ソロも素敵♪トロンボーンソロも気合いが入ってたな。わたし的には、贅沢三昧のSail Awayであった。。Ask Me Nowは、あんまりモンクらしくない、モンクバラード。結構、モンクにしたら素直な感じだと思うんだけど、、、美しいギターフレーズに誘われて、低音のゆったりした魅力を聴かせませう。で、一転、高速で、ユニゾン部分をがっちり決めて、ハンコックのOne Finger Snap。いけっ!ベースソロもガッシ決まって、3人でかっこよかったなぁ。こういう選曲は、安心して聴いてますな。サウンドも厚くていい感じ。
うーーん、ファビオさま、、かっこええ。と、盛り上がってきたところで、リクエスト。
ファビオさまのファーストアルバムに入っていた、バレルのMidnight Blue。ブルーノートの名盤だす。タイトル曲だすね。ソロで高速のフレーズを入れながらさすが、2人で阿吽の強烈コンビネーション。そこのトロンボーン、、見とれてたなァ。(爆)で、ライブの最後は、御年、88歳のトゥーツの年金曲とも言われてるBluesette!最後のせいかな、なんだか、トロンボーンが自由度高くなってきてますぞ。ギター好きなトゥーツの曲は、ギターもとてもお似合いでした。
で、ありがたいアンコールがカカリ、最後は、エリントンのC Jam Blues♪テーマメロディは2音で構成されてる、とってもグルーヴィな曲。3人とも、、つうか、トロンボーンあたりも肩の力が思いっきり抜けて自由な雰囲気が漂う終焉でした♪ありがとうございました!!


いやぁ、やっぱ、この編成の3人の立ち位置は非常に難しいのだろうな。特に、ベース&ギターのコンビネーションが鉄壁なだけに、そこに、入ったトロンボーンが入った時の3人の動きや間、距離関係、、曲でかなり違ってくるのはどんな編成でもそうなんだけど、かなり意識を高く持ってないとならないでしょうね。

3色の主張がありつつ、全体にうまく馴染んでいる、ビターなテイストたっぷりな深い香りを堪能でしました。わたくし、覚え立ての(爆)エスピプレッソリキュールのように濃い大人なライブでございまする。

まぁ、でも、盛り上がって燃えても、クールな印象があるンはしかたないかも。
冬のジャズすとは、1時間ですから、しっかり選曲して3人にしか創り出せない世界を追求して下さいませ。
サッカーだと守りが堅い、って、言われてるイタリアだけど、ファビオさまの柔軟な体勢に乞うご期待。
東さまの守りと放置(爆)に乞うご期待。ヤギ三男さまのわがままさと粘りに乞うご期待。


つう事で、あれやこれやで、最後は細木姫にもお会いできたし、帰りは車で家のぞばまで送ってご夫妻に送って貰っちゃたし、、
そう、ファビオさまの「ヤギサン」って、言い方、、すごく、かわいかった!


All Blues
Miles Ahead
Favela
Waltz New
You Must Believe In Spring
Chameleon


Raunchy Rita
In Due Sll'Altalena
Sail Away
Ask Me Now
One Finger Snap
リクエスト♪ Midnight Blue
Bluesette

アンコール♪C Jam Blues


ところで、、今日から、、、
7年目に突入しました
イタリアンハードバップ! この日からです。。
わたしが、幾つになったか、、それは考えずに、祝って下さいませ。。
イタリアはとっても身近になったです。はい。

もう、暫く、、一緒にあそんでやって下さい。。。

んじゃ、退散♪





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最終更新日  2010年12月09日 12時04分16秒


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