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2021.02.25
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有名進学高校経由の東大卒エリートたちの「科捜研」不信(5)。 」に登場した現職の検察官がこっそり仲間内に零した話の続編です。

 内容は、冤罪を作り出す検察組織の闇についてです。

 まず、ここでも、お断り申し上げますが、前回までの分と同様、この話も、僕のオリジナルではありません。

 なお、「有名進学高校経由の東大卒検事」と表記するのは面倒なので、以降、この方のことは「A検事」と書かせていただきます。


 2009年(平成21年)、大阪地検特捜部が逮捕した村木厚子さんの事件は、翌年、その事件の主任検事が証拠を改竄していたこと、上司2人の検事もそのことを知っていて隠していたこと等が発覚したことにより、検察による組織的な「でっち上げ事件」であることが白日のもとに晒されたのでした。

 このことを知った国民は強く憤り、今なお、検察に対する不信感を払拭し切れずにいます。

 たまたま、村木厚子さんの場合、運良く、冤罪であることが発覚したのであって、他の容疑者たちは、そうならずに刑務所に行ったと考える人達も少なくありません。

 この点について、A検事はこう仰ったそうです。

「村木さんは女性だし、自民党の有力政治家と親しい付き合いがあったわけじゃない。だから、大阪地検特捜部の連中は、やりやすいと思って、捜査に着手したと思う。捜査の途中で、シロだと気付いた筈だが、突き進んだんだよ。手柄をあげるためにね。それに村木さんは東大卒でないから、村木さんをいじめても、東大閥は黙認するという計算があったと思う」

「この事件の主任検事は抜けていて、後でばれるような証拠の改ざんをやった。率直な話、(証拠を保管している)検察官が証拠を改竄することは絶対にないと自分は断定できない。この事件の主任検事の他にも、過去、証拠を改竄したことのある検事は居たと思う。後でばれないように巧く工作してな」

「検察官の自分が言うのも何だが、冤罪を作り出す主たる原因は警察にあるのではない。検察だと思う。全ての検察官がしっかりしていれば、冤罪なんて生まれないわけだ。検察官はその気になれば、不起訴処分にすることができるからだ」




 村木さんは、その後、厚労省事務次官に昇格。

 でも、事務次官になったからと言って、証拠を改竄されて、犯罪者にでっち上げられた際に抱いた、怒り、悲しみ、不安などのマイナス感情の履歴を全て記憶から消去することは出来ません。

 人間の脳は、パソコンやスマホとは違うんですよ!


 検察が犯した過ちも取り返しが付かないんですよ!


 それでも、なお、A検事は次のように仰ったそうです。

「村木さんの事件の失敗は、検察にとって重かった。反省してます、改革しますっていうポーズを取らなきゃいけなくなった。でもね、この程度のことじゃ、検察は変わんないよ」

 これを聞いたA検事の同級生の一人はこう反駁されたそうです。

「結局、検察もな、酒を止めます、タバコを止めます、と言って、止めることが出来ない奴と同じじゃねえか。出来もしないことを、出来るように言うんじゃねえよ」
























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Last updated  2021.02.25 20:10:23コメント(0) | コメントを書く


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