悩める裁判員経験者・似蛭田妖のブログ

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2022.06.08
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​​  裁判員制度に関わる有識者と裁判員経験者の皆様方。


 被告人や被害者遺族に伝えたいことは沢山あります。

 しかし、それは叶いません。

 守秘義務違反を犯すことになるからです。

 裁判中は、検察は死刑にしたい方針を貫徹し、弁護側は無罪の方針を貫徹しました。

 メディア関係者や識者等の有罪論者、無罪論者(冤罪論者)もそれぞれの立場をほぼ貫徹したのではないでしょうか?

 被告人が一貫して無罪を主張した直接証拠ゼロの父娘殺人放火事件です。

 裁判中は新たに検察側弁護側の何れかを有利にする事情が出された訳ではありませんでした。

 ただ、記述の通り、既存の主張のみで、検察の言い分は、或る補充裁判員の質問を端緒に(僕の事ですが)ボロボロと崩れ、辛うじて何とか2人殺害と家屋放火の事実認定を受けた程度でした。(判決文の朗読を傍聴していれば、分かります)

 このことに関する心理的負荷は判決後の裁判員たちの記者会見でも明らかになりました。

 検察がもっと明瞭に被告人の犯人性を証明していれば、裁判員たちにこのような心理的負荷を押し付ける事は無かったとメディア関係者は全員言っています。

 と言うか、もし、あと僅かでも、検察に不利な、すなわち弁護側有利な材料が提示されていたら、この裁判の結果は一体、どうなっていただろうか? 果たして、同一の有罪・無期懲役の結論に至っていただろうか?という疑問が裁判員の任務終了後も僕の頭の中から離れません。

 この対馬放火殺人事件は長崎県では有名な事件だったので、僕は裁判員に選任される前から概略は知っていました。

 僕の家で購読していた新聞には、被告人以外の人物が犯人であるかのような論調で記事化されていました。

 判決後の記者会見には書記官が2人張り付いていたので、メディア関係者は訊きたいことが訊けなかったそうです。

 これは後から知ったことですが、メディアの人達は、ずばり、「裁判員は無罪だと判断しましたよね? 有罪判決はK裁判長の誘導・説得によるものですよね?」と質問したかったそうです。

 僕はこの対馬放火殺人事件の評議の一部始終を録音した音声データをある人に預けています。その人は内容を知らずに預かってくれています。

 この音声データの中には、その答えがあります。

 新聞記者が質問した内容については一部を本ブログの次の記事で詳述しています。

裁判所の要請?それとも新聞社の自主判断? 記事にならなかった質疑応答。 | 悩める裁判員経験者・似蛭田妖のブログ - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)




     判決後の記者会見を報じた翌日の朝日新聞朝刊



 告白しますと、この裁判員の記者会見の一部始終も録音しました。


「いろんなストーリーが考えられるものだった」とか「検察側と弁護側の主張のどちらの可能性もあり、見分けるのが難しかった」と聞いたメディア関係者は、もし書記官2人が居なかったら、更に何と質問していたか・・・

 裁判員制度に関わる有識者と裁判員経験者の皆様方。

 メディア関係者の半端ない不完全燃焼感をご理解いただけますでしょうか?













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Last updated  2022.06.08 20:46:20
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