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2005年08月18日
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カテゴリ: 日常のこと
父は、3月から8月亡くなるまで入退院を繰り返していた。

3月に肺炎で入院したときには、まだ足腰もしっかりしていて徘徊が

あったため病院の中を歩き回った。4月になって肋骨を骨折し、

車椅子になりだんだんと歩けなくなってきた。

6月17日からの最後の入院では、食事を取ることが出来なくなり、

7月からは点滴だけで生き長らえてくれていた。3月からの続いてい

た父の介護を終え、今回の人生で父とこれほど密着した時間を持った

ことはなかった。

認知症になり、すべて分からなくなってこちらに身を委ねるように



父本来の良いところだけが残ったことは、本当に有難いことだった。

父は、認知症になってすべての顕在意識を捨て去り本当の自分の姿

に戻れたのではないだろうか?そして、今までの人生の中で、

これほど人に助けられることを許し、人を頼りにすることもなかったと思う。

手を握るだけでも何かが通い合い、付き添いに行って父のために自分の

時間を取られたとは思わなかった。行けば必ず、その係った時間に元気や

愛情等の目に見えない力をたくさんくれているのをいつも感じることが出来た。

「今夜が山です。ご家族は泊まってください。」と言わ何度か病院で夜を

過ごしたこともあった。父は、5ヶ月余りをかけ段階的に衰えて行き、

私たちそれぞれに覚悟を決める時間を与えてくれたように思う。

息を引き取る時、家族は誰も間に合はなかったけれど、後悔はなかったし、



深い満足感を得ることができた。

「本当にありがとう!いい時間を過ごさせてもらえました。」

今も父に対する感謝の気持ちだけが続いている。

そして、実家にある父の遺影を見ると、それだけで暖かい気持ちが私

のハートへさざ波のように伝わてくる。





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Last updated  2005年08月20日 15時03分13秒
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