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2005年12月31日
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カテゴリ: 旅
<<写真はチェレステに掲載しています>>

もう、一歩も歩きたくない!そう思った場所には、先客が2名、休息をとっていた。
姉に「もう、行きたくないから一人で行って。」と伝え私は白線の通り道を避けて
リュックを下ろした。そこで大の字になって寝ころび空を見つめた!
刷毛で、す~っと描かれた羽のような白い雲が青空に映えてとてもきれいだ。
ウルルを全身で感じていると、優しく雄大で地球そのものの慈愛のようなエネルギー
が私の皮膚を通して入ってくるのが分かった。
あ~ここへ来れて、来させていただいて本当に良かった!!こう思えた瞬間は
何者にも変えがたいとても貴重な時。自分でじかにウルルの思いを感じることができ

先客の人が、頂上を目指し出発しそこには私一人になった。広い平原の中にぽつんと
そこだけが、盛り上がった1枚岩のウルルから眺める景色はパノラマ状態。
遠くには、昨日訪れたカタジュタも小さく見える。
ふと、「ここに聖水を撒こう!」と思った。小さなボトルからマナソワール湖の水を注ぐと
すぐに岩肌に染み込み、乾いてしまい、水を撒いた黒い跡は一瞬にして消えてしまった。
それを見てこの地が乾燥していることだけではなく、私の持って生きた聖水を待って
いいてくれ、それを一気に飲み干してしまった。そんなイメージも思い浮かんできた。
一人でだれも気にすることなく心のままに歩き休み、写真を撮ったりとしたいことをする。
ここで私は一人になる必要があったんだ!とはっきりと分かった。

登山口で待っているバスへの集合まで時間は充分あった。気を取り直して頂上を
目指すことにする。なだらかなアップ・ダウンを繰り返す道なので頂上ははるか先に

下ったり登ったりを何度も何度も繰り返していく。太陽がだんだん高くなってきて
私の長~い影も一緒に進んで行く。自分の影をこんなにも身近に意識して歩いてい
くのは子供の時以来だ。
孤独は別に気にはならないけれど、赤い岩肌に色濃く黒く際立つ影のお供があるのも
なかなか素敵だ。気に入ってしまった。

がにのような生き物がたくさん泳いでいた。いつ消えて無くなるかもしれないほどの
小さな水溜りの中に、こんな過酷な環境の中でも精一杯生きている!命の健気さと
強さ、本当にすごい~!ことだ。





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Last updated  2005年12月31日 16時29分59秒
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