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【スイングの主役は右腕か左腕か?】
ゴルフクラブはどちらの手で振るべきか?という話は
ゴルファーなら、 みんなが興味を示すところ
ですよね。
ここで興味深い、ある会話があったので紹介します。
振りやすいのは右利きなら右手。
でも 左手で振ればバランスがよくなって、
レベルアップ
できそうな気もする。
そうしたことは、誰もが一度は考えたが結論は出せていない。もう一度研究して、また話し合おう、ということになった。
次の集まりの時、話の口火を切ったAさんは近所の練習場に
レッスンに来る、ベテランのプロに相談した時のことを
話してくれた。
「アマの人が左手でスイングするのは、
難しいし、飛ばないし、つまらない
、ですよ」
いきなりそう言われたが、
「レッスンでは左手でリードしなさいとも言われますよね」
と食い下がると、こう切り返された。
「そういうことを言うのはツアープロが多い。
もともとすごく飛ぶだけに、曲がりも大きい人です。
試合では少し飛距離を落としても、 曲がりを抑えるほうが
スコアを作りやすい
。左手でリードするのはその為です。」
曲がらなくなるなら、真似してみたいとAさんが言うとさらにこう言った。
「でも彼らは本当に左手で振ってはいないんです。
左手を意識すると曲がりが抑えられるのは、もともとは
右手をものすごく使っているから。 だから飛ぶんです。
そこに左手でリードするという意識を加えて、
右手の使いすぎをセーブ
する。
それが、左手でリードする本来の意味です。
それでも飛距離は280Yが270Yに落ちるくらい。
それだけ飛ばせるのは、
実際には右手をしっかり使っているからなんですよ。」
そうした実態が理解できない普通のゴルファーは、左手でリードする、をまともに受け止め、実行しようとする。
不器用なほうの左手をピンとはって、肩からヘッドまでの形を崩さないように振り抜こうとする。
それが難しいし、飛ばないし、つまらないの原因になるのです。
ということだった。 Aさんはその後、
よく考えてみてこうした結論に達した、と言った。
「たしかに僕も左手でリードすると、飛ばない。
もともと大して飛ばないのに、さらに飛ばなくなるから
曲がりが怖い時は、5番ウッドとかで刻むほうがいいかもしれない。
気持ちよく振っても大きく曲がることはあまりないからね。
だから僕は右手を主役にすることにしたよ。
気持ちよく振れるぶんだけ、楽しめそうだもの。」
一同はこの話には納得した。
「でもね、アイアンは左手が主役のほうがいいらしいよ」と言ったのはBさんだった。
「それじゃアイアンが飛ばなくなるんじゃないの?」とだれかが聞いたが、Bさんは首を横に振ってこう言った。
「スクラップブックを見直していたら、ある雑誌で
ベテランプロがこう言ってたのを見つけたんだ」
と前置きして、Bさんは説明した。
「左手の付け根、つまり左肩はボールよりターゲット寄りにある。
だから 左手でダウンスイングすると、ダウンブローに打てる
。
上からしっかり叩いて飛ばせる。そういう話なんだ。確かにプロのアイアンは大振りしないのにすごく飛ぶ。
そのポイントがダウンブローというのは、
よく知られているけど、 アマが真似できないのは右手を
主役にしているから
じゃないか、と思ったんだよ。
ドライバーのイメージでスイングするからだ!
そこでバイオメカニックス
運動を力学的に探求する学問の専門家は、
「プロなら左手リードで打てるかも知れないけど、
体の構造では 左手でリードできるのはトップまで
。
ダウンスイングからは右手が主役にならざるお得ないんだ」
利き腕がどうかの違いではなく、カラダの構造そのものに
起因するのだと言う。
両腕とも内転はしやすいが、外転はしにくい、という体の構造そのものが理由だという。
「バックスイングでは左手は内転するから、
左手を主体にしてもスムースに上げられる。
ダウンスイングは逆で、右手は内転するから振りやすい」
Cさんは
「となるとバックスイングでは左手、ダウンスイングは右手を
主体にするのが正解なのかな?・・
でも、 そんな複雑なことを考えたら
いいスイングはできない」
と・・
そこで専門家は
「どんなスポーツでも手の動きを意識的に
コントロールすることは難しい。
結局、もっとも良い結果が出るのは、
手の動きをコントロールしようと意識しないこと
です」と言った。
どちらの腕を主役にするか?は考えない。
そのほうがバックスイングでは体を回してクラブを上げ易くなる。
上体が回って下半身との間にねじれができると、
ダウンスイングも体の回転ではじめられる。
その中で右手もしっかり振れる。そういう動きが実際にできるようになるらしいのである。
さらに、右手を使いすぎてクラブヘッドが強く返るのは、
上体の回転が止まったとき
。
右肩が止まると引っ掛けやすくなるが、 上体が左に回れば
右肩も動くから
右の手先やヘッドが強くは返らなくなる。
体を回すことによって結果的に、両手のバランスが保たれ、
腕とクラブが目標方向に大きく振り出されるから、 "飛ぶ"と"曲がらない"が両立しやすくなる
んですね。
ん~~、なかなか「深い~!」と思った会話でした。
もっと知りたい方はこちら↓
http://blog.golfdigest.co.jp/user/tygreen/
http://yunakabe.seesaa.net/
http://nakabe.seesaa.net/
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