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ずいぶん前に成人式もすんだわたしは、おそーい起床
雑誌ハーバードビジネスレビュー1月号の兵法のリーダーシップで
「三国志」のリーダーシップを読んだ。
以前、顧問先の社長が、孔子や孫子、三国志といった歴史物のマネジメントは勉強になるとおっしゃっていたが、なるほど、実際にあった話、面白い!
同時に中で、魚師のマネジメントと庭師のマネジメントというのが紹介されていた。
魚師のマネジメントでは魚を道具をつかっていかにたくさんとるかというもの。競争、略奪といったキーワードとなる。
それに対し、庭師のマネジメントは、どう育て、そこから創造し、それを還元するかという愛、慈愛のマネジメントとなる。
この二つのマネジメントを三国志の2大人物劉備と曹操のエピソードに照らし合わせて書かれている。それもマンガ付。
曹操は魚師のマネジメントで実行力もあり、戦術もたけているのだが、自分がスターであり、まわりの部下は飾りにすぎない。自信家でありながら、本当は人の心がつかめず、いつも不安でたまらない。
劉備は庭師のマネジメントで、義、仁、慈愛といったものにすぐれており、戦はへたで見下されがちだが、自分のまわりにはたくさんのスターである部下がおり、どんな窮地でもなんとかくぐりぬけることができる。
劉備の庭師マネジメントのほうが一見地味だがみんな平和で楽しいにきまっている。