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2009年01月01日
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カテゴリ: 開目抄
― 第一に形式 即ち 外相 就いて (1) ―


後人 の釈明を 須たず 大聖人自ら弟子檀那に 現文中にも
また 殆ど年を越えずに仰せられて 本抄の重要を示されてある。

即ち、開目抄(下巻)には・・・・・



日蓮といゐし者は 去年九月十二日子丑の時に 頚 刎ねられぬ 【はねられぬ】
此れは 魂魄 ・佐土の国にいたりて返年の二月
雪中にしるして 有縁 の弟子へ贈れば【をくれば】
畏ろしくて 【をそろしくて】・ 怕そろしからず 【をそろしからず】

見【みん】人 いかに・怖【を】ぢぬらむ,
此れは 釈迦・多宝・十方の諸仏の未来日本国
当世をうつし給う 明鏡 なり かたみ ともみるべし。


(堀日亨編纂 新偏御書:P.223)
http://www.sokanet.jp/sg/sn/gosho_text.html?key1=223&ref=null


また、富木殿御返事には・・・・・


日蓮が 臨終一分も疑無く頭を刎ねらるる時 は殊に 喜悦 有るべし
大賊に値うて大毒を宝珠に易ゆと思う可きか。


法門の事 先度 四条三郎左衛門尉殿 書持せしむ其の書 能く能く御覧有る可し


(堀日亨編纂 新偏御書:P.962)
http://www.sokanet.jp/sg/sn/gosho_text.html?key1=962&ref=Kyogaku


また、種種振舞御書には・・・・・


さて皆帰りしかば去年の十一月より勘えたる 開目抄と申す 文二巻造りたり
頚切るるならば日蓮が不思議とどめん と思いて勘えたり
此の文の心は 日蓮によりて日本国の有無はあるべし
譬へば なければ・ たもたず なければ 死人 なり
日蓮は 日本の人の魂 なり 平左衛門 既に 日本の柱を倒しぬ 【たをしぬ】
只今世乱れてそれともなく
ゆめの如くに妄語出来して此の御一門 同士討ち【どしうち】して後には他国よりせめらるべし
例せば立正安国論に委しきが如し
かやうに書き付けて 中務三郎左衛門尉 が使にとらせぬ
つきたる弟子等も 強義 【あらぎ】かなと思へども力及ばざりげにてある程に
二月の十八日に島に船つく、鎌倉に軍あり京にもあり


(堀日亨編纂 新偏御書:P919)
http://www.sokanet.jp/sg/sn/gosho_text.html?key1=919&ref=Kyogaku





又法門の事は佐渡【さど】の国へ流され【ながされ】候いし
已前の法門は・ただ 仏の爾前の経 とをぼしめせ
此の国の国主我が代をも・保つ【たもつ】べくば 真言師等にも召し合せ給はんずらむ
爾の時まことの大事をば申すべし

弟子等にも内内【なひなひ】申すならば 披露【ひろう】して 彼等【かれら】知り【しり】なんず
さらば・ よも会わじ【あわじ】と・思いて【をもひて】各各にも申さざりしなり

而るに去る文永八年九月十二日の夜
たつの口にて 頚をはねられん とせし時 より・後【のち】不便【ふびん】なり
我に 附き 【つき】たりし者 どもに 真【ま】ことの事 をいわざりけると思うて【をもうて】
佐渡【さど】の国より弟子どもに 内内申す法門あり

此れは 仏より後迦葉・阿難・竜樹・天親・天台・妙楽・伝教・義真等の大論師
大人師は知りて
しかも 御心の中に秘せさせ給いし・ 口より外には出し給はず
其の故は仏制して云く
「我が滅後・末法に入らずば此の大法いうべからず」 と・ありし故【ゆへ】なり
日蓮は其の御使にはあらざれども 其の時剋にあたる上
存外に此の法門を悟り【さとり】ぬれば
聖人の出でさせ給うまで まづ序分にあらあら申すなり

而るに此の法門出現せば正法・像法に論師
人師の申せし法門は皆日出でて後の星の光・巧匠の後に拙を知るなるべし
此の時には正像の寺堂の仏像・僧等の霊験は皆きへうせて但此の大法のみ
一閻浮提に流布すべしとみへて候
各各は かかる法門に契り【ちぎり】有る人 なれば・たのもしと・覚ず【をぼす】べし。


(堀日亨編纂 新偏御書:P.1489)
http://www.sokanet.jp/sg/sn/gosho_text.html?key1=1489&ref=Kyogaku


已上 の所引の如く開目抄には
日蓮は現在には竜の口で頚切られ 其の 魂魄 が書き附けて
有縁の弟子に 「佐渡から送る」 と云われ
富木殿 には 「法門の事は 四条金吾に書を送った から能々見られよ」 云われている。
二月比に 開目抄を送られて直後の 注意 である

それから4年後の 「振舞御書」
開目抄二巻 四条中務三郎左衛門 が使に持たせた」 ・・・と記して
「日蓮が 霊妙不思議の宣言 此の書に留めた と自ら珍重し給うてある。

但し安国論の御警告は表面上に強くして 自らも再々 公けに絶叫せられたのに反し
本抄の深意 裏面に重大 有縁の人々の心中に深く注入せられた のであって
大に 趣き 異にしてある 、此れを本抄の 興起 とする。




eco◆Smw69BiSBO 」より

原本では「旧かな使い」や難解な表現が多分に含まれていた為
一部の文章につきましては解りやすい表現に治した部分もあります。
また、難解な表現につきましては「Infoseekマルチ辞書」へ Link させております。








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Last updated  2009年01月02日 10時57分30秒


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