バンコクが大変な状況になっている中、日記の更新が全然ないので、日本で心配して下さっている方がいらっしゃったかもしれませんが。。。
幼稚園が休みで一日中こどもが家にいるわ、
夜になるとネットでニュースやtwitter、ブログをチェックしまくりで、
自分のブログ更新はそっちのけになってました。
とりあえず我が家はみな、「戦禍」に巻き込まれることなく生活を送っています。
といっても、幼稚園は先週の金曜日からずっと休みだし(今週いっぱいの休みが決定!)
夫もオフィスに入れなくなってしまったので仮オフィスで仕事してるし、
「激戦地」の一つは、ウチから2キロ離れているかどうかで、
夜になるとドーン、ドーンと爆発音(といっても遠くで花火を打ち上げてるな、という程度)が聞こえるし、
BTSも全面運休だし・・・と、日常生活とはかけ離れた不便な生活ですが・・・・
それでも近所のスーパーはモノが不足している気配はないし、
普段に比べてなんとなく人通りや車の数が少ないとはいえ、この近所にいる限り緊迫した感じはまったくありません。
逆に、近くであんなに激しいことが起こっているのに、こんなに平穏なのが不思議なくらい。。。。
タイのテレビもニュースの時間になると、深刻な状況の映像が流れ、アナウンサーの口調も緊迫した感じだけれど、
それ以外の時間はバリバリのコメディ番組とか子供の歌謡コンテストとか、平和極まりない番組なのがちょっと驚き。
日本だったら、もし東京がこういう事態に陥ったら(ないと思うけど)
「報道特集!」とかで、視聴者が飽きるほど一日中このニュースばっかり放送してるんじゃないのかな?!
それにしてもこの状況、いつまで続くんでしょうか。
我が家は「不便な生活」ぐらいでまだ済んでますが、もっと困った状況に陥っている人が
周りにもたくさんいます。
今我が家に避難している若い友人もその一人。
自宅前の通りが急に封鎖されて、朝アパートを出たまま帰宅できなくなってしまった「難民」です。
封鎖2日目(17日)の日中、裏道を通って一瞬だけアパートに戻り、
パスポートや少しの着替えなど最低限の荷物だけ持ち出すことはできましたが、
部屋に安心して戻ることができる日がいつ来るのか、全く分かりません。
彼女と同じ目にあっている人たちがいったい何人いることか。
Victory Monumentからみたラチャプラロップ方面。
その学生さんの付添いで出かけた夫撮影。
向こうのほうに黒い煙が見えます。このへんの人たちはほとんどが野次馬。
その界隈の某ビルから激戦地のディンデーン方面。
昨日はこの写真にある建設中のコンドーが放火されて火災発生。
犯人は「赤服」ではなく、暴動に便乗した若者だったようです。
幸いその火事は鎮火しましたが、今日はまた別の、空き家だった4階建ての建物が
放火されたそうで
あああああ、もうめちゃくちゃ。。。。
こういう、恐らく「赤服」幹部のコントロールが及ばない、勝手にやりたい放題に
暴れているだけのグループの行動が今は一番手に負えなくて、恐ろしいです。
先は見えません。
それでも、UDD側と政府との水面下での交渉の細ーい糸が、
まだかろうじて切れずに続いているようなので、それに一縷の望みをかけるのみです。
PR
Comments
Freepage List
Category
Keyword Search