ねこが歩けば・・・
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ちょっと感動したので保存wもう一度見に行くの恥ずかしいので。///////////////////// 僕には兄弟が2人います。2つ違いの姉と3つ違いの弟。姉はいつも僕のみちしるべでした。同じ高校から同じ大学へ。人生の苦難(といってもそんなに生きていませんが)にぶつかる度に、姉は僕に助言をくれ、助けてくれました。さて今回は、一方の弟の話です。弟は現在高校3年生。身長は僕より高く、180ちょいあるかなぁ。顔もみんなに言わせると僕に似ているそうです。弟は小さい頃、とても目立った存在でした。頭がよく、運動もできる。特にマラソン大会(昔ありましたよね?)では、幼稚園から小学校の6年間ずっと一番だったくらいです。野球を始めたらどんどん上達し、小4くらいから4番だったと思います。当時これといった取り得もなく、パッとしないままバカなことばかりやっていた少年時代の僕は、そんな弟を誇らしく思いながらも実は目立ってばかりいる弟が悔しかったのです。今思うと「いつかおれも」みたいな気持ちをいつも抱えていたように思います。その後中学に入った僕は、すばらしく勉強のできた姉に倣い、勉強に取り得を見出そうと思いました。結果、(あいかわらずバカをやりながらも)地元の進学校に入学。とりあえず目標を見つけたのです。一方弟は、中学に入り選択を迫られました。大好きだった野球を続けるのか、上の兄弟2人のように勉強で自分の道を切り開くのか。(僕の育った田舎では、出世したいとか東京に出たい、と思ったらがんばっていい大学に入るしかないんじゃないかなぁ・・・。少なくとも僕はそう思っていました。)そこで弟は、好きだった野球を捨て、勉強を選ぶことにしたんです。中三の夏のことでした。今となってはこの選択が良かったのか分かりませんが、弟は高校受験に失敗ちゃいました。そこで地元の私立高校に進むことになりました。弟の進学した私立の高校は、ごく控えめに言っても「ひじょ~に!」厳しく、進学コース(要は甲子園に行く野球部以外)はひたすら勉強させるのです。高1から毎日8時間授業!!部活も禁止され、服装のチェックだけでなく持ち物検査までするのです・・・。弟は高校生だというのに携帯すら持っていませんでした。当時は僕も自分のことで精一杯でしたが、明るかった弟が日に日に沈んでいくのが分かりました。その後、僕は大学に進学し家を出ました。そのため弟と会う機会も減り、寂しい思いをさせたと思います。うちの実家は田舎にあって、両親も比較的高齢なため、なんとなく弟は一人で部屋に閉じこもってしまう時間が増えたと聞きました。高校が違うために仲が良かった友達とも疎遠になってしまったこともあるでしょうが・・・。先週の土日とセンター試験がありました。弟も受験したはずです。センターの前日、僕は実家に電話をしました。弟と話すためです。しかし、弟は出てくれませんでした。話したくないのだそうです。僕は代わりに母にこう頼みました。「どんな結果になるにしても、あいつの思い通りにやらせてあげて欲しい」って。この言葉は、僕自身が現役のときにセンター試験で大失敗して、絶望していたときに姉が言ってくれた言葉です。思えば僕は、弟の人生の一番大事な時期に何もしてあげられなかった気がします。中学生から高校生にかけて、子供の頃のように一緒に遊ぶことも減って、ただただあいつを精神的に追い詰めてしまったような気がするのです・・・。せめて気軽に悩みを聞き合える兄弟だったならば、僕がそうゆう兄貴であったならば、こんなに弟を苦しめずに済んだのだと思ってしまいます。今兄として今望むことは、弟が希望の進路に進むことも勿論ですが、それ以上に早く自由になって色々な世界を知って欲しい、といういうことです。そして僕は今まで何もしてあげられなかった分、弟を色々なところに連れて行ってやりたいと思います。とりあえず春になったら弟を呼んで、一緒に飲みたいです。大学通りを寒そうに歩く、高校生を見る度にそんなことを考えてしまう今日この頃でした。
2006年01月28日
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