NANAのお気楽日記

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2007.06.06
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カテゴリ: 音楽日記

“Welcome to my room vol.2”のレポをさせていただきます
今日はめちゃくちゃ長くなりますよ 覚悟して読んで下さいね

TANDOKU TOURはフルバンドツアーと違い 最初から最後まで 竹善さんがたった一人で演奏し
しゃべるスタイルのツアーで 3年前の“Welcome to my room”に続き今回が2回目です
まさに竹善さんのお部屋におじゃましたかのようなセットで 後方にあるテレビでは
前回の“Welcome to my room”のDVDが流れていました
竹善さんが舞台に登場し テレビのスイッチをリモコンで切るところから ライブは始まりました


『Welcome to my room』 中山千夏さんのカバー『あなたの心に』を演奏してくれました

「このタンドクツアーは 最初から最後までずっとゆるーいライブです(笑)
今日初めて佐藤竹善を見に来たっていう人は すごく特殊な環境にいますね(笑)」
「他のアーティストのように 道を歩いていて曲ができるなんてことは 僕にはないんです
SLTの頃から 作詞 作曲 編曲の全てを 自分の部屋の中でします そういう意味では
このステージは僕の家の敷地より大きいですが(笑) 僕の部屋なんです」
「今日はこういう感じで歌ってはしゃべり 歌ってはしゃべりです 竹善さんの歌を聴きに来たって
いう人は諦めて下さい(笑)」
「今日は初めてこのホールで好きなだけやっていいと言われたので 曲は増えませんが 
話は伸びます(笑)」

続いて ピアノに移動し 『カオ上げて』『花笑み』『Spirit Of Love』を演奏してくれました


“花笑み”は古今集に出てくる言葉で 百合などにあてはまるらしいです
「『Spirit Of Love』は SLTの数少ない大ヒット曲です ここ大阪では何度歌ったことか
わかりませんね(笑)」

その後 ビリー・ジョエルについて熱く語る竹善さん
今までにカバーした曲はソルトさんのピアノなしでは演奏できないということで 『PIANOMAN』

そして あたしの大好きなリチャード・マークスの『Right Here Waiting』を 同じくピアノで
弾き語ってくれました

「3月に出した『FOUR WORLDS』に入ってる4曲が それぞれCMソングやテレビ番組のテーマ曲に
使われたりと嬉しいんですが スポンサーからこの曲を歌って下さいと言われたのが ニッカ
ウイスキーのCMの『Amazing Grace』です この曲はポップスシンガーにとって 最も難しい曲
しかもアカペラでという条件で・・・(笑) アカペラはとっても地味な作業だから避けてました
そんな地味な作業を好んでやるのは 山下達郎さんくらいですよ(笑)」
「有坂美香ちゃんにも手伝ってもらったんですが その後ろであー あーと(低音で)録音してる
ときがいちばん辛かったです(笑) アーティストっていうのは そんな苦労は微塵も感じさせない
っていうのがかっこいいのかもしれませんが 僕は誉められると伸びるタイプ(笑)
あぁ 竹善さんがんばったんだなぁって思って聴いて欲しいですね」

CYFのときにはアカペラで披露してくれましたが 今回はせっかく作った音源を使わないのは
もったいないということで 竹善さんがかんばって録音したオケを使っての『Amazing Grace』でした

その後 テレビ番組で ジョン・レノンを訪ねて軽井沢に行った話をしてくれ 
「超一流の人はごくごく普通の人で オーラなんてないんですよ」
「スティービー・ワンダーは普通のアザラシで 嬉しかった(笑)」
「CYFに出てくれた原田芳雄さんも 一緒に飲んでたらただのおじさん(笑)」
「ソルトはピアノ弾いてなかったら 声のひっくり返るやつ」と竹善さんならではの表現で
超一流と呼ばれる人の人間性について語ってくれました
きっと竹善さんもそうなんでしょうね

続いて 高校のときに盲腸で入院していたときに大ヒットしていた曲『Woman』をアコギで
弾き語ってくれました

「SLTは88年にデビューしたんですが バブル期の恩恵を全く受けず バブルが弾けた92年頃から
売れ始めました その頃の僕らの音楽の中心にあったR&BやAORやジャズやファンクと言った
音楽はまだ理解されていなくて “ワインのようなシルキーボイス…”なんていう解説が
されてたんですが(笑) それはきっとR&BやAORをおしゃれなものと連想させたかったんでしょうね」
そんな竹善さんが15年以上 「センスと才能あふれるロックグループ」として大好きで よく
聴いているのがザ・ピロウズだそうです
「ピロウズのトリビュート・アルバムには Mr.Chirdren ストレイテナー GOING UNDER GROUND
ELLEGARDENなどに声がかかり なぜか僕にも声がかかったんです
“ワインのようなシルキーボイス”ですが いいですか?ってきいてしまいましたよ(笑)
そうそうたるメンバーの中で 四字熟語のような僕の名前が浮いてます(笑)」

「いきなりこういう流れでエレキでガーッと弾いても盛り上がらないので ここでみなさんの
力が必要です 拍手は当たり前ですが(笑) この曲 いきなり終わるんです そしたらみなさん
大きな拍手 そしてすぐに立ち上がったらやらせみたいなんで(笑) 徐々に立ち上がって
拍手をして下さい みなさんの協力がないと盛り上がりませんから…」
というわけで 全員でスタンディング・オベーションの練習をした後 エレキを弾きながら
ピロウズの『Carnival』を歌ってくれました
いざ 曲が始まると 練習よりもかなり熱く熱く盛り上がりました
エレキギターのハードな竹善さんもかっこよかったです
満員の観客のスタンディングオベーションに とってもうれしそうな竹善さん
続けて 『Wind Of Change』をエレキで演奏してくれました

「予定調和っていうのはライブではあってはならないんですが これだけ成功すると
予定調和も素晴らしいですね」

竹善さんが大きな影響を受けてきたオフコースの話をした後 オフコースの『私の願い』を
ピアノで弾き語ってくれました

「さっきのオフコースの曲も 久しぶりに聴いたらすごいいい曲だと思ったんですが スタレビの
『木蓮の涙』もそうです 初めて聴いたときはそんなにいいと思わなかったんですが フェスに
スタレビが来てくれて アカペラで聴いたときにブワーッと鳥肌が立ちました
この曲を歌うときは必ず 要さんとの約束で スタレビの話をしなければならないんですが
僕たち(竹善さん+コブクロ)の方が売れました(笑)」

続いて ピアノで演奏してくれた『Friend』『離れずに暖めて』の2曲は あたしにとって
竹善さんがおっしゃったような曲でした
久々に聴いても自然と口ずんでる 大好きなSLTの曲です

「プロのボーカリストを目指す人は みんなオタクです(笑) 憧れの人をどれだけオタクになって
コピーするかです 僕も大好きなアーティストの歌い方から 息継ぎの仕方 ビブラートまで
コピーしました」
そんな竹善さんですが モノマネは苦手だそうで 達郎さんのモノマネ以外に “渡る世間は
鬼ばかり”のえなりくんのモノマネが受けましたが 新しいモノマネが出来たそうです
それは秋川雅史さんの『千の風にのって』でしたが うまいけど 何かが違う…
大阪でダメ押しされて 少しショックを受けている様子の竹善さんでした

「僕の音楽のルーツは ソウル ジャズ ファンクなどですが クラシックにも少なからず
影響を受けています この曲はそんなクラシックの要素を取り入れたSLTの曲です」という
曲紹介の後 本編最後の曲 『The Light Is You』をピアノで弾き語ってくれました

アンコールでは 「前回の『Okra』が内省的で おとなしめのアルバムだったのに対して 今回の
アルバムは対照的です 浅野祥之というギターリストが5曲ほど引き倒してます」とブッチャーさんの
話をした後 今回『HEY!!』のカップリング曲を共作した岡野宏典くんを招き入れてくれました

とってもラフな格好で キョロキョロしながらステージに登場し 竹善さんに話を振られても
言葉少なにしか語らない岡野くんは初々しくて 好印象を受けたんですが 歌い始めるとまるで
別人でした
竹善さんに 「耳の肥えたお客さんがたくさんいて 大変だ」とか 「今回のツアーでいちばん
大きな会場で 2800人のお客さんがいる」とか 歌う前にプレッシャーをかけられながらも
堂々した歌いっぷり とてもデビュー前とは思えませんでした

岡野くんと歌ってくれた『届いたらいいな~Gratitude~』は 感謝の想いを込めた曲で
ブッチャーさんに贈る曲でもあるそうです

岡野くんは竹善さんと同じ事務所に入ったそうで レコード会社も同じユニバーサルから
9月にデビューするそうです
「オーガスタキャンプに対抗して C.I.Aキャンプをしよう」とかわいい後輩ができて うれしそうな
竹善さんでした

続いて 竹善さんも「初めて」と言うバッキングコーラスとピアノに専念して 岡野くんの
『レモネード』という曲を演奏してくれました
とっても伸びやかで力強い歌声と どこか懐かしいメロディ 岡野くんも要チェックです

「コンサートは 最後はみんなが知ってる曲で終わるというのが普通なんですが 予定調和は
さっきやったので(笑) 今回はほとんどの方が知らない曲をやりたいと思います」
「東京ビューティ7のサントラ盤で 今はほとんど廃盤になりかけてます(笑)
アルバムの最後に1曲だけ歌ものの曲を書きました こういうメロディの曲が書けたことが
嬉しいです」という曲紹介で 『The Flame In My Soul』をギターで弾き語ってくれました

演奏が終わると どこからともなくスタンディング・オベーションの波が…
割れんばかりの拍手に送られて 竹善さんは何度もお辞儀をし 笑顔でステージを後にしました

初参加のTANDOKU TOUR 始まるまでは竹善さん一人で どんなライブになるのかな?と
思ってたのですが あっという間の3時間でした
笑ったり 笑ったり 笑ったり…(笑) で時には 考えされられたり
すごく内容の濃いライブでした
一人で あの大きなホールの観客を魅了し続けてしまう竹善さん やっぱりすごいです
すごすぎます
でも 竹善さんが人間ジョン・レノンに対して抱いていたように あたしも竹善さんの
人間性に惹かれるところが大きいんだろうなぁ
そんなことを改めて感じたライブでした

今日も 長々とあたしのレポにお付き合い下さり ありがとうございました

セットリスト
1.Intro~Welcome to my room
2.あなたの心に(中山千夏 1969)
3.カオ上げて(PLUS ONE)
4.花笑み
5.Spirit Of Love
6.You're My Home(Billy Joel 1973)
7.Right Here Waiting(Richard Marx 1989)
8.Amazing Grace
9.Woman(John Lennon 1980)
10.Carnival(The Pillows 1999)
11.Wind Of Change
12.私の願い(オフコース 1980)
13.Friend
14.離れずに暖めて
15.The Light Is You

EN1.届いたらいいな with 岡野宏典
EN2.レモネード(岡野宏典)
EN3.The Flame In My Soul







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Last updated  2007.06.08 05:59:53 コメント(22) | コメントを書く
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