七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

友達ができない!?



残念ながら一緒にはなれませんでしたが、同じ卓球部の子や

小学校の同級生もいて、私から見れば、特に問題があるようには

思いませんでした。


ところが、数日後には、


「一緒にお弁当食べる子いてへんし、休み時間に話する子も

いてへんから、きついわ~。


授業時間は、みんな一緒やから、どうってことないねんけど、

休み時間が、困るねん。


特に、お弁当の後の20分休み。

長すぎるわ!


まだ委員が決まってないから、僕の唯一の楽しみの

図書室が開いてないねん。


せやから、どこにおったらええかわからへん。

居場所がないねん。


もう、休み時間なんか、なかったらええのに・・・。」


帰宅しては、太吉の愚痴を、毎日聞かされるようになりました。


「なんで~?休み時間大好きやったやん!

知ってる友達、クラスに結構おるやろ。

誰も話かけて来ないんか?

一体、どうなってんの!?」


小学生のころは、登校拒否が激しく、3年の2学期には、

まるまる不登校もした太吉ですが、なぜか友達には恵まれていて

学校を休もうが、早退しようが、大抵、放課後には、何人も

友達が来て、元気に遊んでいたのです。


ですから、同じ小学校の子が、学年の約半分を占める中学で、

「友達がいない」なんて、私からすれば、ありえない話でした。


でも、太吉の言い分は、


「同じ卓球部のFくんはいいけど、Hくんが好きじゃないから、

その輪の中に入りたくないねん。


Tくんは、小学校の時はよく遊んでたけど、

今はまじめでダサい感じのグループやから、同じと思われたくないし。


でも、ワルのやつらのとこにも入りたくないねん。

ほかのワルに目ぇつけられたら、こわいやんか。


やたら、親しげに声かけてくる子がいるけど、これがワルやねんな~。


あ~あ、僕にぴったりなやつがいてへんのよな~・・・。」


そうです。

太吉は、友達がいないのでも、できないのでもなく、

なんと、自分で選り好みをして、その結果、

自分から、誰にも近づこうとしていなかったのです。


でも、太吉本人は、どうやらそのことに、気づいていない様子。


しかも、なぜ、クラスで友達ができないのか。


ほかにも理由はあったのです。

<つづく>


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