七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

夏休みのテーマ その3



子供たちに全てを任せてしまったら、

ほんの数日で、トラブル続出!


長男は、こずるく楽な事ばかりしようとするし、

次男と三男は、やりたいお手伝いをとったとられたと、

もめてばかり。


その上、せっかく決めても自分が出かける用事があると

できなくて叱られる・・・。


そこで、母が一喝。


「せっかくお手伝いしてくれる言うても、

 それが元で、もめたり、けんかするんやったら、

 お母さんは、ちっとも助からへんし、

 家族みんなが楽しく過ごせる夏休みにならへんやんか!


 もう1回、どうしたらうまくお手伝いやれるか

 みんなで考えてみようや。」


太吉 「う~ん、僕らがやりたいことを取り合いするから

    あかんと思う・・・。」


三吉 「せやせや!だって、お兄ちゃん、夜皿全然せえへんし!」


太吉 「それは、夜宿題がいっぱいあるから、しゃあないやん!

    おまえかて、トイレ掃除せんとプールいったやろ。」


三吉 「だって、朝プールあるの知らんかってんもん・・・。」


母 「よ~し、わかった!

   お手伝いには楽なやつと、しんどいやつがあるもんな。

   誰でも楽な方がいいもんなぁ。


   それに、やろうと思っても、みんなできる時とできない時がある。


   それがわからん子もいてるしなぁ。


   ほんなら、みんなが公平にするには、

   誰がその日のお手伝いを決めたらいいと思う?」


仁吉 「みんな自分で決めたら、またあかんから、

    お母さんが決めたら?」


三吉 「そうや、お母さんに決めてもらおう。

    お兄ちゃんが言うからややこしいねん。」


母 「三吉!いらんこと言いなさんな!

   太吉はどう思う?」


太吉 「・・・お母さんが、決めたらもめへんから、いいと思う。」


こうして、予定通りにもめて、さらに誘導的な(?)話し合いの結果、

見事にお手伝いの主導権は、私の手に入ったのでした。


ウッシッシ・・・。


<つづく>


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