七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

三吉、先輩になる



今日は、年が明けてから3回目のレスリング練習日。


送って行くときは、車で三吉を下ろして

すぐ家に引き返して、夕食の支度を済ませてから

少しだけ早めに練習場へお迎えに出かけました。


三吉は、私に練習しているところを見てもらうのが

好きなんです。


でも、平日の練習は、午後6時半から8時まで。


ちょうど夕飯時なので、上の兄弟の習い事などが

重なるととても慌ただしく、お迎えもギリギリになります。


今日は、仕事が休みだったので、なんとか見てやれる段取りが

できました。


練習場に着くと、入り口で見慣れないお母さんが

声をかけてこられました。


「今日から入りました、Tです。よろしくお願いします」


「えっ、何年生なんですか?」


「1年生なんです」


「うわ~、うれしい!下のお子さんは初めてです。

うちは2年生なんですよ」


「じゃあ、三吉くんのお母さん?」


「ハイ!」


三吉が、ちょうど去年の1月に入部してから

初めての新入部員です。


三吉にとっては、初めての“後輩”ってやつです。


私がこんなにワクワクするんですもの。


きっとお世話好きの三吉は、もっとワクワクしているだろうと

思いました。


案の定、練習が終わって監督に挨拶するときには

その子の肩を抱くようにして、自分の横に並ばせている

三吉がいました。


その上、帰りにその子がトイレに行きたいと言っていると

自分は着替えが途中なのに、わざわざついて行ったり・・。


帰りの車の中で、


「三吉、1年生の子入って来てよかったなぁ。」


と言うと、


「ほかの子が、みんな『おまえも先輩になったなぁ』って

ずぅーっとニヤニヤしてからかうからいややわ!」


と言いながら、まんざらでもない様子。


まぁ、“先輩”にもなれたことやし、


今年の三吉の目標、「とにかく1勝する!」を達成して

かっこいいとこ見せるしかないよね、先輩!




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