七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

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3兄弟の恋 長男編 その4



私の記憶では、太吉の初恋は小学1年だと思います。


相手は同じクラスの小さくてかわいいけど

しっかり者のSちゃんという子でした。


Sちゃんも、まんざらではないようで、

時々一緒に遊んだりしていましたが、

3年になって、クラスが変わると

自然に疎遠になっていきました。


そして、5年のある日、太吉が私に


「なぁ、女の子と付き合うってどういう事?」


と聞いてきました。


「う~ん、好き同士になったら、お話したり

一緒に遊んだりすることかな。デートもするなぁ。」


「ふ~ん」


「どうしたん?」


「あんな~、今日みぃちゃんと公園で話してたら

ボクのこと、学校の男の子の中で一番好きって

言われてん♪


ほんで、付き合ってほしいねんて。」


「へ~、告白されたんや!


ほんで、太吉はみぃちゃんのこと好きなん?」


「うん!3年の時は好きな子の5番目くらいやってんけど

4年で3番になって、5年で1番になってん。」


・・・そんなに好きな子いてたんや・・・。


みぃちゃんは、3年の時からの同級生で

よく遊んでいた女の子の一人ですが、

ちょっと背が高くて大人っぽい感じの

おとなしいタイプです。


ちょっと太吉の好みではないと思っていたのですが、

いざ面と向かって告白されると、

コロリと参ってしまったようです。


こうして、太吉とみぃちゃんは

“付き合う”ことになったのですが、

さて5年生の交際とは

一体どういうものだったのでしょうか?!

<つづく>



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