七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

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3兄弟の恋 次男編 その5



小2で強烈な失恋を味わった仁吉クン。

しかし、これにもちょいとオマケ話があるのです。



さすがにかなりの痛手を負った仁吉は、

それ以降、好きな子ができた気配はありませんでした。


女の子に人気があるのは、毎年担任の先生や友達のお母様方から

ちらほら聞いているのですが、当の仁吉はヒョウヒョウとしているのです。


私は、女の子の友達が時々遊びに来たり、学校の話の中で

たびたび同じ女の子の名前が出てくると、

「その子のこと好きなんちゃうの?」とカマをかけたりもするのですが、


仁吉は、「ちゃうちゃう、友達やって!」と言うばかり。


そして、小5になってからは、家に来る遊び友達は100%男の子に

なっていました。


ところが、去年の暮れに3兄弟を乗せて、

ガソリンスタンドに立ち寄った時です。


隣で給油しているベ○ツを何気なく眺めていた太吉が、


「あれ、助手席に乗ってるの、ゆかちゃんとちがうか?」


と叫びました。


え~っ?!と全員一斉に窓に張り付いてよく見てみると、

少し大人びた感じに成長したものの、確かにゆかちゃんだ~~!


「なんかべ○ツに乗ってるからかわからんけど、お嬢さんっぽくなってるなぁ」


「ほんまや、おっちゃん車買い換えたんや!」


「ゆかちゃん、服もゴージャスになってかわいいで~!」


3兄弟も私もわいわい品定め。


当のゆかちゃんは、前を向いたまま、隣のぼろい車の中で騒いでいる私たちには

全く気づかず、お先にスタンドを出ていきました・・・。



それから、仁吉はなにもゆかちゃんの話題を出しませんでしたが、

3年ぶりにゆかちゃんに年賀状を出しました!


あれほどしっかりくっきりフラれたのに、懲りないやつです・・・。


で、ゆかちゃんからの年賀状は・・・


確かに仁吉あてに彼女の名前で来ましたが、

中身はゆかちゃんのお母さんからの代筆でした。


3年前、ゆかちゃんがどんな返事を仁吉に送ったか、

後で聞いたお母さんは、驚いて謝りの電話を下さっていたのです。


お母さんは、実は仁吉がかなり気に入って下さってたし、

私ともママ友として仲良くしてましたからね。


今回は、気づいてフォローして下さったのでしょう。


おかげで仁吉は、返信の年賀状が来ただけでも満足したようで、

“泣き”は入りませんでした。


まぁ、“イイ男”になる道のりは、まだまだ長く続きそうです・・・。



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