七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

三吉、恐喝未遂事件に遭う その3



結局、事件から1週間以上たっても

“犯人”は見つかりませんでした。


おぎ家の者は、三吉の話を聞いて

事件のあった付近を通るたびに目を光らせておりました。


そこは、我が家からすぐ近くの大通りでしたから

父ちゃんは通勤に、太吉も仁吉も塾に、私も毎日必ず通ります。


しかし、三吉は事件以来、私が送り迎えすることにして

一人で大通りへ行くのは避けることにしました。


三吉は、放課後や休日に出かけることを極端にこわがりませんでしたが、

本人なりに気をつけているのでしょう。


どこへ行くにも、必ず友達に電話して待ち合わせを取り付け、

一人で行かないようになりました。


そんな三吉を見ていると、やっぱり“犯人”をつかまえて

早く安心させてやりたいと思わずにはいられませんでした。


そんなある日の夕方、私は三吉をウェイクさんちに送った帰り、

大通りのコンビニに立ち寄りました。


そこで、三吉の言っていた“犯人”に人相がそっくりの二人組の中学生を

見かけたのです!


隣町の制服を着て、自転車は犯行時と違うものでしたが、

私は人相、風体が気になって仕方なくなりました。


確証はありませんが、もし“犯人”たちだったらと思うと、

いてもたってもいられません。


ところが、そんなときに限って、携帯を自宅に忘れており、

家にいる父ちゃんやウェイクさんに連絡がとれません。


そこで、彼らがコンビニの前で、購入したカップ麺を座って食べ始めたのを

見届けてから、大急ぎで家に帰り、父ちゃんとコンビニへ戻りました。


しかし、その短い間に彼らはコンビニ前からいなくなっていました。


公衆電話を使えばよかったと後悔しましたが、時すでに遅し!


でもあきらめきれない私は、またも110番してコンビニにおまわりさんを呼び出し、

コンビニの防犯カメラに写った“犯人”かもしれない子たちを

三吉に見せてほしいと頼みました。


おまわりさんと、コンビニの方の協力で、三吉にビデオを見せましたが

画像が鮮明でなく、残念ながらはっきり犯人とは断定できませんでした。


しかし、それから深夜1時までかかって、警察とコンビニの方と話し合い、

ビデオの彼らの写真をプリントアウトして、補導係の警察官に見てもらうこと、

ちょくちょくこのコンビニに来ているらしい彼らが、今度来たら警察に通報の上、

足止めして補導してもらう段取りを取り付けました。


相手が中学生で、しかも私のカンだけで“犯人”だと確定できていないので、

おおっぴらに手配することができないものの、ここまで動いてもらえることになりました。


ちょっと“執念”入ってます。


絶対つかまえてやる気です!


また、新展開があったら報告したいと思いますので、しばらくお待ち下さいね~。



© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: