七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

言い方ひとつで


3年生になった三男 三吉。


だんだんと勉強も難しくなりますから、

家庭での学習時間も自然と増えてきました。


しかし、彼の集中力が短いのは相変わらず。


夕方の忙しい時間帯に、のんびりのんびりやっています。


こちらは仕事が終わって帰宅しても、

休む間もなく、洗濯物を取り入れて、夕飯の支度をしながら、

毎日3兄弟のバラバラの習い事スケジュールの送迎をして

またご飯を作るという綱渡り状態。


1日のうちで最も余裕のない時間帯なので、

ついついイラッとして、

「チャッチャとせんかい!」などと怒声を浴びせてしまいます。


しかし、こんなことを繰り返していても、

効果があがるわけがありません。


そこで、少し言い方を変えてみることにしました。


例えば、いくつか問題を解いて、三吉がボーッとなりかけたら、

「なにしてんねん、はよしいや!」


ではなく、


「はい、よくできたね。次行ってみよ~!」


同じようにハッとしても、前者は明らかにいや~な顔、

後者は、「あっ、そうだった」と意識を机に戻します。


例えば、漢字の練習が汚い字だったら、

「なんちゅう汚い字で書いてるねん。やり直し!」


ではなく、


「う~ん、もうちょっとキレイに書けると思うで~

もう一回やってみようか。」


例えば、計算がまちがっていたら、


「ここまちがってるやん。しっかりせんかい!」


ではなく、


「おしいな~、ここよう見てみぃ。どうや?」


てな感じです。


結局、やり直しをすることは同じなのですが、

親のかける言葉ひとつで、子どもの態度は明らかに変わります。


コツは、子どもが自分で気づいて自分でやるように持っていくこと。


それと、親が子どもを客観的に見るよう意識すること。


子どもができないこと、失敗したことをを何とかしようと感情的になると、

どうしても言葉がきつくなってしまいます。


このところ、かなりハードな生活を送っていたため、

ついつい怒り口調になっていた自分自身への反省です。


週末から意識して言葉かけと態度を変えてみますと、

以前よりもかなり学習時間の短縮が図れ、

三吉の態度が軟化しました。


すまなかったね~、三吉・・・。



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