七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

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けんかのルール その6




これは、けんかの時というよりは、普段の生活や遊びの中で、当たり前のように身につけていくことだと思います。

でないと、理屈で言っても、経験が少ないと、頭で納得して、行動しにくいことだと思うのです。

例えば、自分が小さいときに、年上の子に、かわいがってもらった経験がある子は、自分がそのくらいの年になれば、きっと自然に、自分がしてもらったように、小さい子をかわいがるのが当たり前だと考えられるようになるのではないでしょうか。

もし、反対に意地悪な年上の子がいたら、いやな思いはするかもしれませんが、結果、こんな事はしてはいけないと教える機会ができ、やはり、大きい子が小さい子にどうすればいいか、認識していくことができると、思います。


ですから、一人っ子や、一人目の子が、兄弟がいない時期は、できるだけ、公園や子供と多く関われるところへ連れていき、年齢の違う子供たちと、縦割りで遊ぶ経験が、大切だと思います。

そうして、小さい子から大きい子に、自分がなっていく課程で、年下の子の扱いをどうするのがいいか、身につけていけると思います。


3兄弟の場合は、成長過程で、常に小さい者がいる状況でしたから、かわいがることは、自然にやってきたので、この項目は、説明する必要はありませんでした。

言い方としては、

「思い出してごらん。わかるでしょ。」

そんな感じです。

私が、

「小さい子と、大きい子、どっちが、加減して遊んだりできるんや?」

と、大きい方に、聞きます。

答えは、

「・・・大きい子。」


「せやなぁ。

小さい子は、わからへんから、加減がきかへんのは、当たり前や。

だから、大きいモンが、ちゃんと加減やら、ルールやら、教えてやらんと、あかんよなぁ。

せやないと、いつまでたっても、小さいモンはめちゃくちゃしては、すぐ泣くでぇ。

泣かして、怒られるのは・・・?」

「ボクやろ。もう、わかったって。」

だいたい、これで終わりです。

相手が小さいということは、大きい方は体格的には勝っていても、本当は最初から加減してやらなければいけないハンデがある、と言うことを、上の子は、経験から、よくわかっっていました。

でも、子供って、何度も言われながら、体で覚えていくことも、あると思うのです。

<つづく>

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