七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

けんかのルール その7



最後の項目になりました。

これは、親が、子供にしっかり教えて、大人になっても守ってもらいたいと思う、大切なモラルです。

幼児の時は、公園や兄弟、お友達との関わりの中で。

そして、幼稚園、小学校、中学校から、さらに、社会に出ても、、“弱いものいじめ”は、形を変えて、いろんな問題に発展します。

だから、自分の子には、弱い者をいじめる子にも、いじめられる子にもなってほしくない、というのが、親の願いだと思います。

そのために、親は、いろんな場面で、これを子供たちに認識させるように、働きかけていかなければなりません。

けんかは、もっともわかりやすく教えられるチャンスだと、思います。

もし、年上の子が、わざと小さい者を、いじめて面白がるようなことをしたら、徹底して叱ることです。

この場合、いじめる方に、どんな理由があっても、弱いものいじめで解消しようとするのは、絶対に許されないと教えること。

それが、大事だと思います。

私が、子供たちに言うせりふは、いつも同じでした。

「弱いものいじめは、卑怯やから、絶対にあかん!

お母さんは、あんたらに、卑怯者にはなってほしくない。

卑怯者っていうのは、自分がされたらいややって、わかってることを、人にすることや。

自分がいじめられるのは、いややろ。

そしたら、自分がされていやなことは、人にするな!

それをわかってしたら、卑怯者になってしまうんやで。

自分らは卑怯者に、なりたいか?なりたくないやろ。

卑怯者になるくらいやったら、勝ち目のない、強い者にかかって行って、ボコボコにされる方が、よっぽどましや。

お母さんは、そう思う。」


人間、誰でも、勇気がなかったり、臆病になったりすることはあると思います。

でも、自分より弱いと思う者に、強い態度を取る。

子供たちにそんな人間になってほしくはないですよね。

いつでも、誰にでも、胸を張って、正々堂々と、自分の考えを言える。

そんな人になってほしいと思います。

たかが、けんか。

されど、その時に、その気になれば、親が伝えたいことを、しっかり伝えることができる機会になると、思うのです。


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