七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

けんかしながら育った今は その3




どうやら親が思っている以上に、外でよその人とけんかをせず、小さい子に優しいというのは、大人の目から見ると、好感度が高くなるようです。


3兄弟は、幼稚園の年中組になったころから、一人でお友達のおうちに遊びに行くようになりましたが、たいてい、行かせていただいたおうちのお母さんから、お礼や喜びの電話などをいただきました。

遊ばせていただいて、お礼をいうのは、こちらの方なのに、なんだかおかしな話です。

ところが、先方は、

「仲良く遊んでもらって、その上、下の子の面倒を見てくれたり、一緒に遊んでもらって、

本当に助かりました。

是非、また来て下さいね。」

と、すごく喜んだ様子で、言って下さるのです。

最初は、社交辞令だろう、と思っていました。

だって、よその家に遊びに行って、仲良く遊ぶのは、当たり前の事です。

そんなにほめていただくほどのことなのかしらん、というのが、正直なところでした。

でも、いろんなお宅へ行かせていただくたびに、やっぱり何度も言ってもらい、話を聞くうちに、意外と当たり前ではないらしいと、わかってきました。

その年頃の子供なら、お母さんがいる家の中でも、幼稚園と同じように、おもちゃの取り合いやいざこざが起きて、もめることはよくあることです。

だから、もめごとがないように、楽しく遊べて、しかも下の子も一緒に遊んであげたことで、おうちの方は、手がかからなくて助かったと、喜んで下さっていたのでした。


3兄弟は、多分、よそのおうちに行っても、目立って礼儀正しいわけではなく、リーダー的に頼りがいのあるタイプでもないと思います。

けれど、争いごとをせず、小さい弟や妹にも優しいところが、大人から見て、安心して遊ばせやすい子供だったのではないでしょうか。

加えて、うちの3兄弟は、年上の人や、力の強い子にたてつく根性がありませんから、
当然、自分より大きな大人に、反抗的な態度をとるはずがありません。

きっと、お邪魔したおうちのお母さんには、従順だったのでしょう。


また、近所の方たちに対しても、友達のお母さん方に接したのと同じように、
反抗的な態度をとらず、私の知らないところでも、あいさつなどはちゃんとしていたようで、特におじいさんやおばあさんには、喜ばれていました。

そのうえ、小さい子に優しいので、たまに来るお孫さんなどにも、親しげに声をかけて遊んでいたようで、好感度はさらにアップ。

おかげで、家の中でうるさくしていたり、外でお友達と騒いだり、ボールがよその庭に入ったりと、迷惑をかけることは、多々あるのですが、

皆さん、やさしく注意して下さって、私が謝りに行くと、

「子供なんだから、元気でいいのよ~。

あんたのとこの子は、素直に聞いてくれるから、いいわ~。

うるさいなんて思ってないよ。

子供の声は、賑やかで元気が出るわ。」

と、良いように解釈して下さり、決して悪く取られることがないのでした。


まぁ、何事もあたたかい目で見守っていただける、というのでしょうか。

親としては、頭を下げつつも、ほっと胸をなで下ろしています。


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