七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

トイレトレーニングについて その1



こういう時期になると、2才から3才前後の子供さんがいらっしゃるお母さんは、

「そろそろ、この夏には、オムツを取らなくちゃ。」

と、思われる方が、多いのではないでしょうか。

うちの教室でも、春先からこの時期にかけて、お母さん方から、よくトイレトレーニングの話題が出てきます。

やはり、個人差はあっても、2歳前後で、しっかり歩けて、おしっこの合図ができるか、親がそのタイミングがなんとなくでもわかること、そして、子供が親の言っていることを理解できる。

この条件が、揃ってくると、トイレトレーニングは可能ではないかと、多くのお母さんは思われるようです。

正解だと思います。

つまり、自分で歩けて、

時には、子供が、「おしっこ出たぁ!」とか、言い出し、

親も、朝起きてすぐ、とか、食事の後などに、そろそろおしっこでるんじゃあないかな、

と、子供の排尿の間隔が、だいたい把握できるようになってくると、

トイレトレーニングを実行していい時期だと思います。

赤ちゃんが、成長して幼児になっていく課程で、トイレトレーニングは、お母さんも子供も、決して避けては通れない大きな関門です。

ところが、最近、トイレトレーニングを始める以前に、オムツの取れる時期が、全体に遅いのではないかと感じるようになりました。

その原因は、色々あると思いますが、

1つは、紙オムツが、とても改良されて、オムツが取れなくても、お母さんの手をわずらわせなくなったことが考えられます。

ひと昔前は、紙オムツと言っても、結構かさばるもので、買い物しても、荷物になるし、お出かけの時に、カバンに数枚入れてもかさ高く、しかもはかせるのが大変。

トイレの中でも、簡易ベッドのように、寝かせるところがないと、困ってしまうシロモノでした。

便利なパンツタイプは、あったものの、普通のオシメタイプより値段が高く、使い分けをするために、2種類買えば、また買い物の時に、荷物になるし、家でもその分スペースをとりました。

ところが、今は、すっかり薄型のコンパクトな紙オムツに進化し、はかせても、見た目にモコモコしていないばかりか、携帯しても、それほど負担にならないサイズ。

しかも、パンツタイプなので、立ったまま、簡単にはかせることができます。

それで、お母さんの生活は、とても楽になったと思いますが、

その反面、トイレトレーニングをあせってしなくても、差し支えがなくなってしまったの

ではないかと思うのです。

<つづく>


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