七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

トイレトレーニング 三男の場合(4)



しかも、ほとんど失敗せずにです。

これには、私も驚きました。


気がつけば、体格のよい三吉は、ギリギリなんとか立ってできる背丈になっていたのです。

そのおかげで、ズボンとパンツを足下にさげるだけで、

手間がかからずおしっこができるので、成功率が高かったのだと思います。

おまるだと、男の子でも、全部脱がないとできませんからね。

うんちは、さすがに全部脱がないといけませんが、

三吉は、洋式便器によじ登り、自分で器用に方向転換して座ってやりました。


それで、結局おまるは使うことなく、我が家での役目を終えました。

その後、比較的キレイだったうちのおまるは、親戚の家にもらわれていきました。


それと、もうひとつ、三吉ができるようになったことがありました。

それは、オムツがとれたと同時に、おねしょを全くしなくなったのです。

これは、一番助かりました。


上の二人は、オムツがとれても、しばらくは、疲れ果てて寝てしまうと、

たびたびおねしょはしていましたから、子供用の布団は、

おしっこのシミだらけでしたから。


私は、オムツがとれたら、夜もパンツで寝かせました。

おねしょをするかもしれないからと、寝るときだけオムツをはかせるのは、

本人のプライドを傷つけるかもしれないし、夜は漏らしてもいいと思わせても

いけないと思ったからです。

それに、漏らしたら気持ち悪いし、格好悪い思いもするでしょう。

自分でそう感じて、どうするかを考えるのが、大事だと思うのです。

こういう場合、親の仕事(布団干しと洗濯)が増えるからという理由は、

言わない方がいいと思います。

私は、布団はそのうち、体に合わせて大きいものに変えていくのだから、

使い物にならなくなっても仕方がない、と考えました。

実際に二人の布団は、早いうちにおシャカになりましたが、

三吉だけは、オムツがとれてから、本当におねしょはしなくなったので、

大助かりでした。

三吉がおねしょをしなくなった方法は、簡単なものでした。


彼は、寝る前に必ずトイレに行き、更に、私が寝る前に、もう一度三吉を起こして、

トイレに連れて行っておしっこさせるだけのことでした。

それだけで、三吉は、全くおねしょをすることがなかったのです。


こうして、三吉のトイレトレーニングは、兄たちを凌ぐスピード解決となり、

2才4ヶ月で、面目躍如の結果を出したのでした。

<つづく>


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