七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

仁吉に助けられた父ちゃん


今日の朝刊のトップは、「ライブドア」でしたが、

夕刊は、「震災から11年」でした。


阪神大震災があったあの日、

太吉は3才、仁吉は生後4ヶ月でした。


ちょうど私と太吉は風邪をひいていたので、

父ちゃんと仁吉はうつらないように、別の部屋で寝ていました。


突然の激しい揺れに、私は思わず太吉に覆い被さり、

家の中の物が落ちたり、割れたりする音も聞こえました。


揺れがおさまっても、しばらくは安全なのかわからず、

恐怖で動けなかった記憶が残っています。


ようやく隣の部屋に行くと、仁吉はスヤスヤと眠っていましたが

父ちゃんの寝ていた頭の横に、大きなスピーカーが

落ちていました。


太吉が触ると困るので、タンスの上に積み上げていたものです。


古いスピーカーだったので、大きさはみかん箱の半分強、

重さはかなりのものでした。


「大丈夫やったん?」と聞くと、


「うん。それがなぁ、地震が起こるちょっと前に

急に仁吉が泣き出したんや。


それで、一体どうしたんやろうと、体を起こした途端に

グワ~ッて揺れてな、いきなりスピーカーが枕元に

落ちてきたんや。


仁吉が泣かへんかって、そのまま寝てたら、

俺の頭、直撃されてたわ。


こいつに助けられたわ・・・。


それで、揺れてる間は寝てるんやで。


不思議やなぁ、赤ん坊ってすごいわぁ。


仁吉、ありがとう!」


私と父ちゃんはスヤスヤ寝ている仁吉に

心から感謝しました。


それからテレビを見て、周りが大変な事になっているのを

知ったのです。


私の住んでいた地域は、幸い大した被害はありませんでしたが、

いつどこで、またこのような大地震や災害が起こるか

わかりません。


昔の事とかたずけないで、もう一度身近な問題として

心にとめておかなくてはいけないな、と思いました。



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