七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

入学式＆お花見

今日は太吉の中学の入学式でした。

太吉は来週から中３になりますが、

父ちゃんがＰＴＡ会長になってしまったので、

入学式に出て、祝辞を読むことになっています。

父ちゃんは、3日前に祝辞を書き上げ、タイムまで計りながら

毎晩こっそり練習していたようです。

だって、このところ父ちゃんに、午後10時過ぎまではＰＣ部屋を占拠され、

私は仕事に取り掛かるのが、すっかり遅くなっていたのですもの。

まぁ、それだけリハーサルを繰り返したおかげでしょう。

緊張しいの父ちゃんが、朝から余裕のご様子。

私が、顔を覗き込んでも、「全然緊張してないも～ん」とおっしゃるし。

本人のご要望で、祝辞の様子をビデオに収める係になった私の方が、

ドキドキしてるじゃん！

人見知りで、内気で無口な父ちゃんが、いざとなると、ちゃんと大役を務められるか

正直心配だったのです。（私と正反対なもので・・・）

会場に着いた私は、新1年生の保護者席に紛れて1番前に座り、

ビデオを構えました。

校長先生と教育委員会の方の祝辞の後が、父ちゃんの出番です。

父ちゃんは、私の予想以上に、落ち着いてゆっくりと祝辞を読んでいました。

へ～、やっぱり年の功っていうのかな。

おっさんになったっていうのかな。

すっかり肝が据わってるやん。

私は、ホッとしながら、こっそり会場を後にしました。

家に帰ると、3兄弟も心配していたようで、

みんな帰宅するなり、父ちゃんの祝辞のビデオを再生してチェックしていました。

帰ってきた父ちゃんは、みんなに

「父ちゃん、かっこよかったやん！」

とほめられ、まんざらでもない様子。

そこで、機嫌がよくなった父ちゃんは、一息つくと、

「ほな、花見でも行こか！」

もうおやつの時間になっていましたから、途中で柏餅やみたらし団子を買って

犬のお吉も連れて、お花見に繰り出しました。

車で10分ほどの川沿いの桜の名所は、ほぼ満開でみごとな眺めでした。

受験生になる兄たちの塾の春期講習で、ほとんど特別なお出かけがなかったため、

1番喜んだのは、三吉だったと思います。

寝る前に、「今日は楽しかったねぇ！」とニコニコして言いましたから。

よかったね、三吉！

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