七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

理想と現実



ホームヘルパーの施設実習に3日間行って来ました。


いや~、とにかく終われば平常生活に戻れると

思っていたのですが、

なかなかダメージがありまして

結局1週間、PCを開けることもできずヨレヨレでした。


早朝から出発して1日フルで働くのも確かにきつかったのですが、

それ以上に施設介護の“現実”に疲労困憊といったところでしょうか。


講習で教わったことが、“現実”ではなく“理想”だったことを

思い知らされた3日間でした・・・。


もちろん、実習生の私は手も足も出ず、です。


1日目は、高齢で軽い認知症や障害の方が、1フロアに約50人。


皆さん、1日のほとんどを車椅子で過ごされていました。


食事して、排泄して、テレビ見て、時折私たちと会話して・・・。


それだけの生活です・・・。


正直、コミュニケーションをとるのを辛く感じまくった1日でした。


2日目は、全て認知症の方のフロアへ。


一見普通に見受けられても、やはり会話は堂々巡り。

もっぱら聞き役に回ります。


これもかなり虚しく思いました。


話を聞いても聞いても、この方はこれ以上良くなることはないのですもの・・・。


そして、半日は入浴介助をいたしました。


これも、のんびりお風呂につかるなんてとんでもない話で、

2時間で50人近くを次から次へと入浴させるわけですから

そこは、職員さんの怒声が飛び交う“戦場”でした・・・。


3日目の最終日は、デイケアサービスのフロア。


ここは、昨日までとは打って変わって、“利用者はお客様”です。


態度も言葉使いも、あくまで丁寧に、皆様が快適に過ごされるように

心配りをします。


そういう意味では、最も勉強してきたことに近い実習になりました。


しかし、入所者との違いがあまりにもありすぎて

とまどいを感じずにはいられませんでした。


こうして、久しぶりにおぎきょうは強烈にストレスを感じる職場体験を

させていただきました。


理想と現実を見た!って感じは、新卒で就職したばかりの時に近かったかも。


その反動もあって、翌日、ウェイクの教室で先生に戻ってのレッスンは、

楽しかったのなんのって!


やっぱり夢も希望も将来もある子どもたちと関わるのは、

こちらもエネルギーをもらっているのだなぁと

改めて思いました。



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