なないろの空~南欧風の家づくり~

不妊だなんて思ってなかった・・・



咲には、7カ月のひまわりちゃんがいるけど。
ひまわりちゃんを授かるには、とても長い道のりを歩んできた。
時間はもちろん、お金もたくさん使った。たくさん考えもした。
そろそろ、
少しずつ、そのときのことも書いていこうかな。


咲は、1999年の5月に結婚した。
咲は、実は子供を好きではなかったので、
いつかは生むけれど、まだまだ遊びたいと思ってた。
自分が母親なんて考えられん・・・と思ってたし。

そして、結婚してから、仕事が長続きしなくなり、
2年の間に、3回就職した。
どこも給料もよく好条件だったけど、辞めた。
今、考えれば、かなりもったいない・・・
そして、結婚から2年たった4回目の就職、今の会社に落ち着いた頃から、
なんだか急に子供が欲しくなった。

あの頃の咲は能天気だったので、
就職してすぐに妊娠というのも困るなぁ・・・と思ってた。
(欲しいと思えば、すぐにできるものだと思ってたので)
だから、就職して4~5ヶ月は我慢して、
まぁ、落ち着いたかなと思った頃、子供を作り始めた。
(なんて、表現が変だけど、他にどう表現したらいい?)

そして、そのときから、咲のテンションは急上昇。
普通にしてても、そう簡単に授かるものじゃないのに、
子供を作り始めてからというもの、
空想・妄想が一気に膨らみすぎ、欲しくて欲しくてたまらなくなっていた。
1回目の生理がきたときは、その分、とても落ち込んだ。

そして、3回目の生理も待たなかったような、早い時期だったと思う。
「私、不妊じゃないかと思うの。病院行きたい」

・・・。
本来、不妊とは、
「避妊しないで性生活を行っても、2年間赤ちゃんができないこと」を指す。
それは、
避妊しなければ1年以内に80%が、
2年以内に90%が妊娠するといわれていることから、
そう言われるらしい。
つまり、咲のように、
3ヶ月もたっていない時期に不妊も何もないのである。

けれど、
思い込みの激しいタイプの咲は、もう病院に行きたくて仕方ない。
咲の性格を知っているパパは、
まぁ、行ってもいいよ・・・という感じで。
病院に行くことになった。

でも、
病院に行けば、早く授かれるかも・・・というくらいの気持ちと、
なにもしないで、待つのはとても不安だ・・・という気持ちくらいで、
受診したわけで、
本当に自分が不妊だなんて思っていなかったと思う。
それが思いがけなく、長い治療の始まりとなった。

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