Laub🍃

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長押綴

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2014.01.13

「却下」
「何も言ってないんだけど」
「貴様の提案は十中八九下らないことだ。因みに残りの一二はカリエ様についてだ」
「・・・・・・カリエ様についてなんだけど」
「そうか、では話すがいい」
「カリエ様にこの間言われたんだけど俺達」
「待て。嫌な予感がする」
「さいこ」

「いいじゃないか!俺達離婚してからもう何年過ぎてる！?幼かった初々しかったカリエ様が今じゃ四児の母でそろそろ孫まで出来るんだよ！?」
「だからどうした。カリエ様とカリエ様の御子息方が皆天使であられるからどうした」
「いや俺そこまで言ってないし・・・

　・・・・・・いや、あのさ、じゃあそんな天使様に言われてるんだよ？だからさぁ・・」
「カリエ様が私に命じられたとしても固辞する。マザコン兼ロリコンは黙っていろ」
「心外!」
「ほう。
　１つ、子供のころからザカリアザカリアうるさかった(マザコン)
　２つ、私と結婚した時も私の向こうにザカリアを見ていた
　３つ、ネフィシカ(当時１０代)に手を出し孕ませ責任をとらなかった
　４つ、カリエ様に手を出した(殺す)

「・・・・・・バンディーカ様との事は・・・違うよ」
「そうか。ではそれ以外は?」
「・・・・・・・・・」
「百歩譲ってまあネフィシカは・・・まあ・・・そのせいでカリエ様が余計な苦労をなさることになったが・・・まあ勘弁してやろう。
　１も２もまあ諦めている。問題は４だ。覚悟しろ」

「黙れ下半身暗黒騎士(笑)」
「・・言っちゃう?暗黒ｒｙとかそれ言っちゃう?」
「ああ言ってやるさ暗黒騎士(笑)漆黒の死神(笑)次期隊長候補(嘲笑)」
「・・・最後のは嫌味ですか」
「当然」
「・・・・・・・・・」はー・・・

「どうしようエド、あの二人・・・」
「無理だ。諦めろ」
「そんなバッサリ・・・」
「母さん、無理だって」
「懐かしいなー、俺もランジーによくあんな風に言い込められてたや」
「楽しげだねトルハーン」

＠＠＠＠

歳を取って穏やかになっててもいいけど
穏やかなのに大人げなくてもいいよなと思うんです・・・！！

２巻ラストの二人は大人っぽくてかっこよくてドシリアスだったのに
最終巻の二人はどっちも可愛くなってましたね！！！大好き！！

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