Laub🍃

Laub🍃

2014.10.05
XML
カテゴリ:
横浜トリエンナーレという近代美術展示会に行ってきました。

近代美術というだけあってわけわからんのが多かったですが
わけわからんのをどうにかわかろうとするのが近代美術の面白さだと父に言われ分かったような分からんような気持ちになりました。まあ分かり易過ぎる美術よりも「わかった」感動は確かにすごいのかもしれません。意味が分かると怖いコピペみたいな。

個人的に、そして妹的に大歓喜だったのが入口近くにあった茶色の金属の馬車。
ゴシックかつ人を刺し殺せそうな重厚感が堪らない。
乗らないでくださいと注意書きが書いてありましたが確実に夜中誰かが乗っていそうです。


取り敢えず入口に近い所から周り、

「忘却」「沈黙」
「空白」「無意味」



シンプルだからこそ、見てもくどくなく、
無意味なのに無意味過ぎて、そこらの美術展示会よりも印象に残っています。


シンプルイズザベストというわけでもなく、
無作為を作為で作り、
沈黙を言葉で語り、
空白を線で示し、
忘却を訴えかけるという、遊び心に似た何かを感じます。

言葉を言葉では語れないという「隠喩としての建築」に出てきたフレーズを思い出す、
メタに次ぐメタ。
どこまで行っても私たちは絵に対し第三者であり、画家と絵のつながりと観客と絵のつながりは違うということ。

そんなことも利用してみせてくれるような、「現代だからこそできる展覧会」という印象でした。



思いつきで喋っている人が多い分、何かのネタ探しにはいいかもしれません。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2014.10.06 15:15:13
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: