Laub🍃

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2015.07.30
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カテゴリ: ●書
日はまた、先日読了してから映画のほうも見終えたのですが、

ここでちょっと考察やらなんやらしてみたいなーと思います。


考察といっても、


ブレットの心理は大体ジェイクが被害妄想気味に描写してくれてますし

ジェイクの心理はジェイクが鬱モードに入るたびに自己考察してくれてますし

ついでにコーンやマイクはとても分かりやすいですしビルは普通にいいやつですし


ヘミングウェイ先生がなんでこんな話を書いたかっていう話になってくるわけですが。



『ヘミングウェイと猫と女』だったか…

ヘミングウェイが描く女性が聖女かビッチの二択っていう考察がありました。
 お母さんがかなり恐い人だった影響が結構あるらしいですね。


それを読んで今更ながらブレットって聖女もビッチも、くわえてお母さん属性も持っているよなあと思えてきました。

 マイクのコーンいじめもコーンのロメロ殴りもヒロインの面目躍如で止めていますし。
 火種を作り出してるのはブレット本人ですが。

「喧嘩はやめて~」的な所ももちろんあるでしょうが、マイクの場合は特に「大事な男にかっこわるくなってほしくない」という所もちょっとあるようですね。
 だからこそ、「かっこわるくならない」ジェイク好き好きモードがあるのでしょうが。

 ジェイクとしては「だろ、俺頑張ってるんだよ、かっこいいだろ」と思いつつも「たまんねえな」って思うような、そんな信頼関係。

 素直なままで複数の男と同衾し、素直なままで人の世話を焼き、素直なままで席を外してそこで鬱素直モードになるブレットと、
 そんな彼女の鬱顔を独占している気分になっているジェイク。

 我慢して我慢して ポン引き 男を紹介し、我慢して我慢して駄目な奴の失態をゆるし、我慢して我慢して席を外してそこでも取り乱さないままで沈み込むジェイクと、
 そんな彼の暗い寝室に上がりこんで来る(with男)ブレット。

 この二人って逆なように見えて、結構似ているのかもとも思えてきます。






蛇足:

 もしも登場人物全員を性転換したら



・ジェイク→戦争の傷を抱えて、結婚とか考えられない元女性兵士
・ブレット→ヤリ**な元軍医師(時々おかん属性)
・マイク→金遣いの荒い元兵士なお嬢様

・ビル→ジェイクの親友。 映画では百合要素を減らす為に出番削られる
・フランシス→コーンの婚約者。不憫。怒ると嫌味っぽくなる
・ジェイクの「婚約者」(仮)→すぐ調子に乗るホスト
・ブレットの配偶者→DV妻


 なにこれ結構気になる…




※以下自分絵注意

最終更新日 2015年07月30日 00時28分42秒





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最終更新日  2017.06.20 11:27:43
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