Laub🍃

Laub🍃

2016.03.17
XML
カテゴリ: ●少年漫画


 なら、にげまどうしに頼めばいい。


 そんな、「どこかべつのせかいにつれていってくれるなにか」にであったひとびとのものがたり。





 亜月亮さんあたりの都市伝説に出てきそうな話ですが、こちらの場合主人公がおっさんだったり、報われないが開き直れもしないクズ野郎がメイン張ってたりして色々と胸が痛くなります。自分か。これこの間の自分だわ。と言いたくなります。



 個人的にBクラスの嫁さんとBクラスの仕事Bクラスの生活が嫌になって逃げ出したけどその後泥人形になってしまった男とホームレスのおっさんの絆非常に好きです。
 相手のことを思いやって突っぱねてあげればいい話だけど、手放せないのもまた、人間味です。

 そしてタイトルに描いたように、しょたおね。

 しょたおね素晴らしい。


 まずショタがキラッキラしてるんですよ。お姉さん(うわぁ・・・まぶしい・・・)みたいな目で見てるんですよ。でもショタの家庭にもちょっと不穏なところあるんですよ。それ以上に激しく不穏な隣のお姉さん。煙草臭い。ショタそれを遠慮なく言う。最高。

 そんなおねえさんと一緒に花火を特殊な方法で見るショタ。友達より駄目人間おねえさんと一緒に見ることを選ぶショタ。小生意気な態度。夏の空気。コンクリートの床。マンションのチープなかわらない形に、荒れっぷりの対比。
 越えない境界。


 突然消えた、「にげた」おねえさん。


 経過する時間。


 一緒に逃げないかと誘いに来るおねえさん。


 キラキラがなくなっているショタ。


 おねえさんのオーラ同様にごった目。



 伸ばされる手。


 そして。




 一緒に生きていく二人。







 縮まった身長差。




 きっとおばあちゃんおじいちゃんになっても、若干の毒を互いに許容しながら生きていくんだと思いますこの二人。陰のある幸の中で是非暮らしていってもらいたいです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016.03.23 15:19:42 コメントを書く
[●少年漫画] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: