Laub🍃

Laub🍃

2016.08.17
XML
カテゴリ: 🌾7種
会えるとは 思ってなかった 要さん(五七五)


前回の出っ張ってるのは要さんの帽子の鍔(囮)だったんですね。

・死神の役目=「監視・管理・評価」
 ただし。これまで死神が直接手を下そうとしてきたのって、『お気に入り』の二人、
 花と安居だけ………。

・公私混同…?

・「私は殺人鬼を未来に放ったつもりはない」

 安居はもう3人殺してるという要さん。殴りたい、この無表情。
 でも確かに、「卯浪は殺すもの」だし、花の川流れは安居がパニック状態になってどうしようどうしようって思っている内に流れて行っちゃったけど

 秋のチームへの射撃は ちょっと 異常。


 他チームとのファーストコンタクトで、マウントを取る為<<<<<なんかもう自分でもよく分からない整理しきれていない憤怒with避けてみろ

 という所でしょうか。情報収集とかもしなくちゃいけないのに、後々関わらなくちゃいけないことが目に見えているのにわざわざ禍根を遺すようなことをするのは、ある意味お蘭さん&秋ヲが言っていた「子供なんて作ってやるもんか ここに送ってきやがったお偉いさんの思い通りになんてさせない」というのにも似た、「導いてなど/協調などしてやるものか」みたいな所があったのかも?


 要「かばうことはない」

 聞く耳持たないよこの人…。
「安居が皆にとって脅威になるなら 取り除かないとな」
 なにこの不安分子殺害マッシーン。
 安居が夏Bチームに受け入れられているルンバ放送聞こえてたら少しは考え変わってたのだろうか。

・「精神状態が危ういのはアンタだろ要さん 自分を疑えよ」

 自分を疑えよ、って涼が言うと妙に重く感じる。テスト()した後割と反省してたもんなあ。
 初登場時からずーーーーっと冷静だった要さんがここまで取り乱しているのは初めて見る。

・「安居は大丈夫だ 脅威になるのはアンタだろ 取り除かないとな」
 なにこのカウンターかっこいい。
 多分安居以外に対してはそんなに脅威にはならないと思うけど、涼は絶対安居殺させないマンだから要さんイコール脅威って言ってしまうこの友情?ライバル関係?ほんとすき

 小瑠璃は癒し、虹子はクレバーさにおいてそれぞれ良いと思ってはいるのでしょうが
 お互い近いスペックで、けれど異なる視点で助け合える仲。そして…
「あいつはあんたたちや俺と違って汚くないんでな」

 安居=大罪人即流刑みたいな扱いの混合チームのみんなが聞いたら多分ブーイング、
 夏Bからしたら「安居ってそういうとこあるよな」「涼ってこういうとこあるよな」


 確かに安居には、「狡猾さ」は足りない気がする。色々な所が子供のまま大人になってしまったアンバランスさというか、危うさが安居にはある。だからこそ、ある程度自分は地に足を着いた「集団からの外れ方」を知っていると自認している涼としてはもどかしくも憧れるのかもしれない。

 でも、涼は涼で子供のまま大人になってしまった人だと思う。

・水から離れたらマスクをしないと見たくもない幻覚を見る…と一応警告してくれるあたり優しいのか…?要さんは…
 あくまで涼は殺さず、安居だけを付け狙おうとする要さん。殺人紳士。

 テストの時の船の中はグロ画像待ったなしだったけど、こっちの罠は随分と可愛らしい…。
 船の中だったら足がもげてた。

・涼(安居は要さんを返り討ちにできるか?)

 人人人
<無理だ>
 VVV

安定の涼の安居への判断。
確かに安居は会っただけで軽くパニック状態になってしまうけど即断即決(安居を)殺られる前に(要さんを)殺るマンになる涼も大概突き抜けてしまっている。

・まつり(銃声…涼くんかな…)
もずさん
 「変態教師にいつまでも関わってたらダメなんだよ!」モー!

安定のまつりちゃん!  かわいい。

 小瑠璃に対する妻の余裕感出そうとしてるところとか、こうやって涼の為に必死な所とか、ひたむきで可愛いまつりちゃん。涼をどこまでアホにできるかはまつりちゃんにかかっていると言っても過言ではない。あと蝉丸。

・ペルセウス
 人人人人人人
<突然の擬人化>
 VVVVVV        しかも美少年。好み。

・( …銃声が聞こえた
     涼?

    何をしている…?

      失敗したと言われたか…畜生)


 このコンビほんと好き…ほんと好き…しんどい……
 ニアホモって周りに思われてるけど当人たちはあくまでもライバルっていう姿勢貫いてるからほんと好き

 (涼     俺達は失敗作なんかじゃない)

 ほんと好き

 (オレが導く)

 ・・・・・・・・・

 オレ「たち」が、ではないんですね…。

 失敗作じゃないと言うことを証明してやるから涼、(茂、)見ててくれ、という気持ちも含んでのものならいいんですが…

・体力運動能力:

 花>>>>>>越えられない壁(このへんに嵐)>>>>>>蝉丸>>>ナツ

 ナツの得意な所は運動ではないけれど、他の人と 一緒に 行動しつつ注意深く周囲を観察して、他の人が見落としている所までサポートすることに長けているのがナツだと思うので、やっぱりある程度ふんばらなくちゃいけないところなんだろうな、ここは。
 「お荷物」。これ、ちょっと夏Aと一緒になった時の花を思い出すかも。何かに特化しているわけではないから、夏Aと並ぶと能力的には夏A下位互換みたいに見えてしまったから。
 だけど、ここでは動けるし動かなくちゃいけない…導くあるいは先に行かなければならないのは、花。

・蝉「あのさあ…もう無理じゃねえ?」
 花(あたし一人なら行けるか?)

 一人で行くってこういう場合死亡・隔離フラグなんだよなあ…。

 花(どうするのが正解だ?……この世界へ来てからずっと間違い続けてるのかもしれない)

 …人死にが出ない限り、修正が効いたり、誰かがサポートするものなんじゃないかな。

 蝉(嵐よ…なんつーか花って…安居達と同じように 何でも背負いこむな…)
花「二人ともここに残って。私はガンガン行くz 「休憩しようぜ!」

・人任せ(by蝉丸)部隊出動!
  (と言う名の癒しコンビ)
流石の夏Bセラピー。
お笑い担当蝉!秘儀・かくし芸大会暴露!!
花のMPとHPが100回復した!!花は「蝉丸さん惚れそうですよ」を唱えた!
蝉丸はナツを振り返った! ナツはきょとんとしている!

・やっぱり嫉妬しないナツ

 ナッちゃんがいつか蝉丸のことで嫉妬する日が来るのだろうか…来たとしても最終回な気がしてしまう……。蝉丸のやけくその「漫才でもするか!?」が可愛い。
 安居達と合流した時は若干いじり入ってたけど、最近はナッちゃんが強くなってきたからかこのコンビに安定感と癒しを感じる。

・おっとり担当ナツ!

 ナツ「あの…佐渡がゴールなんでしょうか」

   「今までってずっとうろうろしていて……目的地がなくて。普通の旅ならゴールがあるのに、って」

 最 終 回 フ ラ グ

 流されまくっていた事+人探しが多かったから、確かに定住は一つの目的になりますね。雨季乾季で住むところを変えるっていうことはあるにしても、貯蓄とか、本格的な家とか、そういうものはとても大事だと思う。これから105人を「起こす」のなら、猶更。

・「ナツさん…それいい」


 ほめられてやんのってする蝉丸かわいすぎ


 花は蝉ナツのオブザーバーなんですかかわいい

・朔也「みなさん、何になりたいですか?」

 「大人」になったら、何になりたい?

 今までは子供の探検や高校生の自分探しに似たものがあったけれど、ついにこれは羽化するという段に来たのか。
嵐「新巻さん、野球をしましょうね」「…(*´ω`*)」 ←かわいい
 朔也、まつりちゃん、秋ヲ、お蘭さん、藤子ちゃん、ばんちゃん、ついでに蝉丸の進路が次々出てくる中で

(何になる…?そんなこと…考えたこともなかった)
 と思うナッちゃん。
 引きこもりだったもんなあ…
(何かになれるんだろうか…これからでも あたしでも そんな力が出るんだろうか…)
 ポジティブになりかけているナッちゃん尊い。

 そして、
花( オラわくわくすっぞ!  何になろうかな~♪何になろうかな~♪まずはじっくり探検だ!)

安定の花

花(ここをゴールにする・・・・そのために)

 (ここを守るんだ)

 今までは逃げてばかりだったからこそ、重い言葉ですね。職業・自村警備員…?
パークレンジャーとかになって、 自分から志願してきた 生徒を教えるのに向いていそうかも。そういえば子供達には先生役が必要なんですよね…。

・花の呼び方が変わる
 ナッちゃんはまつりちゃんに対するように「花ちゃん」って呼べる時がくるのかなー…来ないか…?
 そして小休憩は所詮小休憩なのであった…。

・未だに泣いている流星&くるみのカップル。
 これまでずっと、芯は強いくるみと、いつもおどけている流星だったからこそ新鮮で、そして気軽に他の人が触れられない感じがします。
 くるみの過去話もう少し読んでみたい。

・流星「パパ!パパ!?(´;ω;)」 くるみ「そうだよ(;ω;`)」

 流星「いまごろ実感した…(´;ω;)」 くるみ「馬鹿すぎる…(;v;`)」

・くるみ(地下水)
・安居たち(地下水)
・蝉たち(地下水)

・安居「虹子!早く止めろ!」

 いや、すぐにできてたらやってますがな…。
 焦っているのは分かるけど……。


さて、次巻に続く前に感想まとめ。


最終回フラグ、副題「ゴール」。
 一巻始まった頃は5巻くらいで「実験でしたー★」とネタ晴らしされるのかと思い、「あの夏が終わる」のようなさっぱり胸糞サスペンスを予想していたのですが
 五巻くらいで(このメンバーがお互い信用しあうにはBASARAなみに長くないと無理なんじゃ…)と思いまして
 十二巻くらいで(ええいどうにでもなれ!取り敢えず夏Aが夏B並みに和めるならこちかめ並みに続くまで待つわ!)と思ったものですが、この分だとあと10巻くらいで終わってしまいそうで、なんだかさみしい気持ちになります。

 しかし、確かに方舟と各カップルの行方を除いたら残すところ大きなものは

・流くる出産
・蝉ナツ成就
・安居と涼、夏Aのトラウマ&洗脳克服  …→夏Aメンバーと他メンバーのカップル話
・要さんがどうにかなる
・嵐花再会・いとこ再会
・安居と涼の裁判

くらいでしょうか…。取り敢えず、
 ・安居が廃人にならない、穏やかに笑っていられる最終回
 ・新巻さんがまた一人ぼっちにならない、野球を他の人たちに教えている最終回

であってほしい。



 そして、花が言ったように「正解って何?」「ずっと間違っているのかも」が要さんの
「私は失敗した…らしい」と少し重なりますね。
正解も不正解もなくて、行く筋も通り道があるだけの人生ゲームのように、ゴールだけ用意されてそこに辿り着けば多少の不安はあってもハッピーエンドと笑って言えるような世界があるということを、そういう生き方があるということを、要さんも体感してほしい。





 あとがきで「他の新人は直すところ分かりやすいけど、あなたはもうどうしたらいいかわからないよ」と言われていたらしい新人田村先生。直す前の原稿見たい……。
 世界も人の関係も独特で、読むたびに新しい概念を教えてくれる田村先生の作品。
 わけがわからなくてこわくてえぐくて時に登場人物を生々しく憎らしくも感じつつ田村先生節をこれからも追っていきたいです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016.09.20 03:04:12
コメント(0) | コメントを書く
[🌾7種] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: