Laub🍃

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2016.08.28
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カテゴリ: ●読
私の好きなダンスィ同士のやりとりここにあったんや!

ってなった。

寺田虎彦さんなど自分の手紙を目の前で燃やされて「あぁ、、、まあ先生ってそういう人だからね、、、」って空しい顔してるくせに
先生がいなくなった年
「先生との思い出は語りつくせない」「10年経ったらどうかわからないけど、今は胸に治めておきたい」
と述べたあげくに
「けど新聞とかを見ると先生を傷つけるような間違った描写してるのあるから
そこだけでも語りつくしたい」
とおっしゃってるんですよ最高です。


松根ヒゲちょん切り事件実行犯(手ぷるぷる)の時とか、基本的に常識人ポジションに立ってるからこそ、そういう人が一気に動くぞ!っていう時のかっこよさ、それだけの何かを抱いているということがとてつもなく滾る。

それから20年経ってから
<でも先生を知っている人がどんどんいなくなっていく>
<みんなの先生話を聞きたい知りたい話したい>
って思ってる!!!ジレンマァーーーーーー!!!!
しかも、作者さんの香日さんが「隠してるっていうのもそれはそれで情緒・当時の感情が伺えていいし、無理にあばくのが全てでない」とおっしゃったあとに
「作品を書いて有名になるよりも、何にも書かずにいたほうがどんなに先生らしかったかしれない」と言っているあたり
「うざったいの嫌」な先生への最大限の配慮VS抑えきれない弟子としての慕情
っていうのがあってほんと幸せ・・・読んでて幸せ・・・・・・!!!
ってなりました。

ちなみにそれを聞いた小宮↓

自分一人で独占したかったのである」
「真に人を愛した経験のある人ならばこの虎彦の心持ちは理解出来ると思う」


うわぁ・・・・!!!!(大歓喜)


自分だけの先生(特別扱い)が大好きである一方
自分以外に対する先生の話を聞いて「あぁ、先生だなぁ」とうんうん頷くのも多分楽しいんだろうなぁ。



あ、でもそれだと叫ぶことができない!!!香日先生と同様もう叫ぶことしかできないのに叫べない!!困った!!!
取り敢えず布教!!布教しまくるよ!!!

しかし中勘助のけなしてるのかフェチズム語りなのかわかんないような語りはちょっとこわいよ!!!

あと先日読み返した坊ちゃんもあれはあれで男同士の情がたまんなかったよ!!!!!
でも一番最高だったのは

それぞれマイペースで自分勝手な生徒たちが、

マイペースであるという芯を変えずに、「ある先生(=坊ちゃん)」の無鉄砲さに呆れ素直さに惹かれていった結果

保身よりもぬっくぬっくぬっくぬっくと雨後のたけのこのごとく出頭(誤用)していくっていう

ある意味これまで以上に扱いづらくなったことを示す箇所ですね。

夏目先生の師弟描写ほんとたまらんな。人間として尊敬してたり、師匠の人間的欠点を見ても呆れて笑ったり(坊ちゃん)悲しんだり(こころ)面倒見られてるのを一種当たり前だと思ってるところがある(吾輩は猫である…はちょっと違うか)けどそれでもついていくんだぜ。
たまらん。
*****

そのうちちゃんと感想書きたい願望





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最終更新日  2017.01.14 19:19:01
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