Laub🍃

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2017.06.27
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カテゴリ: 🌾7種2次裏
※SCPパロ。
安居危険生物化・リョナ成分注意。元ネタとしてSPC444jp号と280号、447号、882号、682号、96号、131号、1609号、20号をお借りしています。D-クラス、53号成分も少し入っています。

安居>SPC
死神>GOC
[検閲済]>78...






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好奇心が非常に強く、接した職員、人間、同じく観察対象達の情報を進んで取り込みます。
[削除済]の[削除済]を取り込んでいることを自覚した事で一層その傾向が強くなったと考えられます。



+発生経緯に関する資料

『認識の百舌』の強い影響下で育てられ、また『073』『396』の手順で刺激を受け続け、同様の手順により死を迎えた仲間を目にした結果、脳と頭髪と[削除済]に異常を生じました。
育成者の[削除済]に絶対的な刷り込みを持っている為、[削除済]に模した仮面もしくは話し方によって、説得力のない言葉でも受け入れます。


+行動特性に関する資料

連日幻覚世界と疑似体験を繰り返します。午前2時~4時は特にその傾向が強く、強い刺激や仲間の声を聴かない限りSCP-Angoは深夜徘徊を続けます。
その間の記憶は残っておらず、自身は見回りをしているだけと認識しています。
拠点に強い執着を抱く為、Summer-Aの拠点として朝・昼に設定されている土地を離れることはありません。しかし徘徊中はその土地に足を踏み入れたSummer-A以外の全ての対象を既知の相手と誤認します。その場合言葉は通じず、Summer-Aによる声掛けか、接近し、衝撃を与える必要があります。

また暗い洞窟内、人口建造物内部など風も自然光もない場所においては疑似的な夜と認識することがあります。
混乱時は「洞窟」「死体」「復讐」「[削除済]」等の言葉を呟き続けます。

また夜とも昼ともつかない『夕方』には第二段階の混迷状態を呈します。『認識の百舌』『073』『396』に関する情報やSummer-A、施設の実験に関する嘲笑を耳にするとひどく苦悶し、頭を覆い、泣き叫び、そして「最低でも」25km/hの猛スピードで 察知して追いかけて追いかけて追いかけて手にしたモノを振りかざします。
傷を突かれたくない割には本人は傷を隠そうとしないので、接触相手によっては二次被害が際限なく広がります。


+SCP-Ryo、通称"Monpe"との関連性

Summer-Aの内、最もSCP-Angoの保護活動に力を注いでいる観察対象はSCP-Ryoです。
SCP-Ryoは単体では危険性は低く、SCP-Angoに傷が生じる、傷が生じるリスクが生まれる、異常性発現、異常発現以前の関係、[削除済]により危険度が上昇します。
SCP-Ango、SCP-Ryoどちらか一方のみへの無暗な接触、保護、暗示は危険性が高いことが観察・実験・[削除済]の結果確認されています。
SCP-RyoがSCP-Angoを保護することへの衝動は、法執行機関・メディア・一般民衆からの反発度とともに上昇します。


+一般職員、他SCPとの関連特性及び注意事項

Summerに分類されない全ての人間に対して「憎悪」の感情を示しており、刺激すると激怒する可能性があります。1対1で話すことはSCP-Ryoによる妨害とM博士による禁止をされています。
外部の人間を強く警戒・嫌悪し、外部の人間のSummer-Aへの関与を極端に嫌悪します。
また過去意識が途切れる直前に『396』が[削除済]した影響により、特定の職員を非常に憎悪し、その職員の(他SCP-Xによる)死亡確認後は、『Future』に送られた『396』職員の血縁者を代替として憎悪しています。



+取り扱い可能と思われる条件

Summer-Aの名に恥じず体力・判断力・知識・安全確保能力は豊富であり、食糧・新拠点の探索には重宝します。
ただし探索中に夜になる、探索中に閉鎖空間、特に暗く洞窟のような空間といった疑似的な夜と誤認する場所に遭遇する、『認識の百舌』影響下で耳にした音楽を聴く、かつての職員と遭遇するといった事態においては高い体力と戦闘力、経験が裏目に出ます。同行者はSummer-A・Summer-Bといった過去、朝・昼・あるいは明るい夜に近しい関係を築いた者にしなければ何かしらの形で被害が出ることを予測されています。

一部の『Seed』の攻撃性を刺激するSCP-Natsu(Summer-B所属)に対しては、攻撃性が減少している様子。所説あるものの、マイナスとマイナスを掛け合わせた結果プラスになった、かつての自身の振る舞いや周囲の存在を思い出した、などが有力な説として挙げられています。

また、仲間と認識した対象の危険を極端に恐れ、時に合理性を無視してまで保護しようとします。その行為はペンギンの幼児の奪い合いと似て、逆に保護対象を危険に晒すこともあります。
生命体の落下に激しい拒否反応を示します。その際は攻撃的になることはありませんが、一時的に行動不能になり、また『認識の百舌』が再現される為、接する際は精神的に健康な者に限定してください。
条件に満たない存在とSCP-Angoが接触した場合は、対象双方に内在した心理的な恐怖と暴力性が同時多発的に発現され制御不能の状態となります。
なお、これは概ね不可逆的反応と見られています。

かつて『認識の百舌』影響下において、開放感を与えていた場所が水中でした。その為水に接触している間は多少理性を取り戻します。くれぐれも海・湖・川の近くを離れないよう誘導して下さい。
乾燥時は非常に露悪的になり、水の代わりに銃火器を携帯するようになります。『396』『073』の影響を加速度的に受け続けます。右腕部は特に暴走の影響を受けやすい傾向にあります。関係者以外は無暗な接触、説得を避けて下さい。何が起こっても誰も責任を取れないかもしれません。疑わないでください。あなたの使命感を疑います。
[追記]ただしSCP-20-7s、通称”巨船”において発生したSCP-21-7s、通称”錆”に対しては銃火器を囮として利用し、廃棄する傾向が見られたようです。

近い境遇のSummer-A、似て非なる境遇のSummer-Bを本能的に、夜においても仲間と認識します。Summer-A、Summer-Bの存在する所でのみ取り扱うようにして下さい。
平常を保っている間、特に過去の記憶から『Reader』として自覚している間は危険度はSafeとして分類されますが、Summer-A・Bの不在時、単独行動時、あるいは夜の間はKeterとして分類されます。
特にKeter時はFall、Springとは接触させないようにして下さい。



+Summer-Aの育成記録


この文書は、閲覧する本人がセキュリティクリアランスレベル5以上でなければアクセスすることができません。









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ーある研究員の双眼鏡・聞き取り調査による観察記録




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”先生”が手を出すまでは、これは完全に無害なものだった。疲れたときに代わりに任を負い、休む場所を提供してくれる存在というのは我々が日常的に扱っているものの大半と比べればノーマルなものだ。それが、連中に赤い部屋に投げ込まれ、傷つき怯え怒ったがために、2年の潜伏期間を経て、連中に襲い掛かったのだ。連中がそれを破壊することで「世界を守ろう」としたために、逆に状況はもっとずっと悪くなってしまった。SCP-Angoは”先生”のせいでわずか2年のうちに無害なものから危険なものになってしまい、我々が後処理をしなければならなくなった。



ーある『Summer-A』の証言

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なお、こうした証言を人づてに聞いたある研究員は
『壊るなら徹底的に殺るべきだった』と述べており




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上述の研究員と現在同僚である者の証言

ありがたいことに、SCP-Angoは我々が扱うものとしては至極単純です。近くで馬鹿なまねをしない限り、攻撃はしてこないし逃げようともしません。たとえ逃げても大抵は帰ってきてくれる。なぜか、という点については答えが出ていると私は思います。SCP-Ango、SCP-Ryoは自分を傷つけようとする人間達に理解が及ばず、我々の元にやってきたのです。だからいつも我々のところに戻ってきます。


最終更新日 2017.08.26 14:38:20





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最終更新日  2017.10.29 14:19:58
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