Laub🍃

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2017.07.09
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カテゴリ: 🌾7種
ふと9巻の夏A目覚めを想い返したところ、

うなだれぎみのあゆとか、
もうないものに泣いてすがりつく小瑠璃とか、
あれだけ活発だったのに不吉なほど静かな安居とか、


……なんだか、洋画で「主人公たちと産まれ方の全く異なる敵が起動をはじめるとき」のような、「実験動物扱いの怪人たちが逃げ出すとき」のような、薄暗さを醸し出しているように見える。


夏Aは子供目線で、育っていく過程を読んでいるからあのあたりを悲劇と思ってきたけれど、
要→新たな人類に貢献したいマッドサイエンティスト
貴士→おとなの都合に実験施設を利用系科学者

のように考えるとキノやキーリに出てくる社会実験系サイバーパンク感がぷんぷん。



だから和解→他の季の色に染まっていく5人とあとの2人は働き蟻の2割は備えているだとか、犯罪者も権力に必要(何故なら警官は犯罪者が居ないと反発を受けやすいから)だとかいうことを思い出す。
田村先生は花の不死身を神話のうまれなおしから取ったのではという解釈を以前見たんだけど、夏A絡みだと社会実験をもとにして描かれているんじゃないかなと思う。





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最終更新日  2017.08.05 02:18:48
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