Laub🍃

Laub🍃

2017.07.12
XML
カテゴリ: ●読
主人公が「きみはだれ」って言う所から始まる絵本
「たべてあげる」。


あらすじとしては、嫌いな食べ物をちっちゃな自分が食べてくれるから上げ続けてたら巨大になりすぎて自分まで食べられてしまうというもの。

この本を読んだんだけど、これ

二重人格形成ものやちゃおホラー漫画で見たやつだ・・・・・!

だけどオチがあくまで「りょうたくんのため」で徹底されているのはなかなかにごちそうさまですでした。
ホラー漫画の成り代わりだと、主人公よりも我欲を優先させて乗っ取りするものが多いからこっちだと主人公のことを思い遣っているようでその実可能性をスポイルしているモンペヤンデレみも出ていてとてもいい。


乗っ取りもののぞくぞくだと
「誰にでもあるちょっと悪い自分」を痛めつけられるM心と、異世界から来たような万能だけどちょっと縛りのある存在が初め制御下にあるのにどんどん強くなっていっておさえきれなくなっていく所に湧くマッドサイエンティスト的な好奇心とホラー漫画の怖いけど読んじゃう感じが入り混じるんだけど、思いやりが見事に裏目に出ているこういうのもいい。


ちゃおだとちっちゃいのは人形とか小人とか前の犠牲者、二重人格ものだとちっちゃいのは抑えつけていた自分自身だけど、こっちの場合は何なんだろう。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017.08.13 04:07:56
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: