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長押綴

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2020.01.01

自創作のメモです。
サイトに描き散らして収拾つかなくなっていたものをまとめた矛盾解消用の投稿になります。

舞台：「魔の大陸」

火の国スザク＞東部の複数に分かれた島国。海底からも陸地でも火山が頻繁に噴火するため、次第に建物内部・地下で人々が暮らすようになっていった。外は灰が降り積もっている。地熱発電と温泉、頑丈な製品産業が盛ん。火を食い好きな時に放出できる魔物は愛され重宝されている。

木の国セイリュー＞南部の巨大な山と広大な森を持つ大陸。交易の中心地。巨大な龍が眠っている。その魔力により切っても切っても木が生えてくる為、人々は巨木に穴を開け、虫の分泌する体液を塗ってその中で生活している。一発当てることを夢見てやってきた若者がよく奴隷になって買われていく。風俗街・カジノも盛ん。
木の国が作ったお札を火の国の魔物に燃やしてもらうと、その人は天の国に行ける。

土の国ゲンブ＞西部の洞窟と、木の国に繋がる満潮には消える道により存在する島。洞窟周囲は人型の岩で硬く覆われており、主の許した者以外は入れず、岩の一部になる。こちらでも巨大な亀が眠っており、その魔力により宝石の名産地となっている。行商人たちが木の国に来ては売っていく。代わりに行商人たちは魔物や人間の奴隷を買っていく。

水の国ビャッコ＞北部の凍り付いた湖をもつ輪状の大陸。一年中毒の雨が降り続けている。
なにかを封印している。

灰に覆われることも、木の繁殖に悩まされることも、地に伏せられることも、凍り付くこともない。
悪感情を抱くとその重みで下界に戻ってしまうため、自身の悪感情を排出し、雨に紛れて降らせている。
水の魔王の恨みを買った者もここに逃げ込んでおり、今回の戦争の切っ掛けとなっている。

つい１００年程前までは人間と魔物はいがみ合いながらも共存していたが、ある天の国が関わる衝突が契機となり、水の魔物が光の勇者の力を取り込んで封印し、人間も魔物も全員喰って天の国に昇り、子々孫々復讐することを決意する。

登場人物：
・火の魔王ツキナガ：人間好きな魔物。死人を魔物として生き返らせることができる。
　火の従者コウジョウ：ぼろきれのように死んだ後魔物として蘇生された。人間嫌い。ヌルマユも嫌い。
　火の従者ヌルマユ：コウジョウに殺され、ツキナガに蘇生された。いい子。
　火の国民ハダシ：ヌルマユの親友。事情を知らないままコウジョウとツキナガにヌルマユを殺された復讐をしようとしているが、手段を択ばなかった結果、ヌルマユに二度目の死を与えてしまう。
　火の魔物：鳥系が多い。

・木の魔王一族：森の奥深くに住む龍の封印をしているが、現代では御伽噺のように扱われている。

　森の魔物：人の死体を養分に育ち、運よく誰にも見付からないまま森の奥へ消えた存在の成れの果て。
　　死体の記憶を有している。力尽きた他の魔物を喰って生きていく。

　木の旅人チャーチ：ホーマという友人とともに外の世界からやってきた船乗り。ホーマが森の奥に消えたため、ホーマを釣り出す為に沢山の夢見る若者を連れてきた。情報通。

　木の姫レイン：大昔の貴族の姫。極端な身分制度に疑問を持ち、身分を隠して旅に出るが、すっかり人間不信になり、地の魔女に自分を封印してもらうよう頼む。代わりにそっくりな泥人形を用意してもらい、家族のもとに帰るが、直後起きた革命により人質として革命家の所に住むことになる。体に蔦の魔物を住まわせることで霧散することを防止している。
　木の盗賊ウィズ：チャーチにより誘致された船に姉とともに乗ってきた貧しい少年。宝石に目が無い。手癖が悪い。生命力が有り余っている姉がチャーチによって魔物の餌にされているのをどうにかして助けたい。

　木の革命家跡取りブルーメル：分家の長だが、現在の立場は本家より強い。魔法が使えないが武力と防御力が強い。

・地の魔一族：地底に住む亀、ゲンブの管理をして暮らしている。
　地の魔女シバス：支配者。ケルベロスの事はとりわけ大事に想っている。金属や宝石など無機物に生き物の魂を移せる。生き物の体を石に変えられる。
　地の従者ケルベロス：地の魔女を大事に想っている。番犬。
　土の魔物：配分された鎖や鎧や武器を装備していることで地属性になるが、元は皆別の属性。
　　純粋な地属性は地の魔王一族のみ。
　　シバスに愛想を尽かされた者は石化させられ、島の一部になる。
　土の魔王ゲンブ：大昔気に入った生贄と一緒に地底で眠りについた。生贄を生かす為に島の石化された者から死なない程度に生命力を貰っている。

・水の魔王カサ：もとは小さな虎の魔物だった。飼い主の為に頑張って身代わりや復讐をしていたら飼い主がぼろぼろにされたので復讐を決意する。
　水底の宝物カサンドラ：カサの育て親。いじめられ気質だったが自分で何とかしようとしていた。カサに勝手に復讐代行され、知らぬところで恨みを買う。

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