九州は梅雨に入りましたが、昨日などは梅雨と思えないほどの日本晴れでした。まだこれからが梅雨本番なのですが、今のうちに大きな洗濯物を片付けてしまわないと・・
私はいろんな所に出向いて活動しているのですが、時には『こんにちは』と挨拶されて「こんにちは」と答えはするものの(ハテ誰だったかな?)ということもあります。
先日もそんな方に声を掛けられました。
市民活動関係の方ですが「michiさんと何度か、お会いしています」と言われたけれど私は、顔をみたことあるような?と記憶を手繰り寄せSさんと話しました。
話してみたら気が合うし会話も弾みます。
彼女は専業主婦で合間に市民活動ボランティアをされていたのですが御主人、大学生の息子さんと暮らしているそうです。
「息子がいるから食事も洗濯物も増えるし・・・」とSさん。「アラッいいじゃない、息子さんも結婚すれば世話をしたくてもできないわよ。何よりご主人がいらっしゃるから幸せよ」と言いました。
私は10年以上前に主人を病気で亡くしているので、ご主人がいらっしゃる方は、それだけで幸せだなぁと思っています。
離婚する人などのことを聞くと(勿体ない。命があるだけでも幸せなのに、其の命を貰いたい)と真剣に思ったものです。
私は一日でも長く主人が生きていて・・・と切実に思っていたし(主人は何もしなくてもいい。側にいてくれたらいい)が最大の願いでしたので正直、命があるだけでもいいなぁと羨ましくってたまりませんでした。
ところがSさんはご主人が「いて当たり前・・・何も面白い事もない・・・」というのです。「Sさんは幸せよ。毎日ご主人が仕事に行ってくれるから生活できるし、当たり前に起きて当たり前にご飯を食べれる平凡な日々が一番幸せなのよ。貴女は幸せの中にどっぷり浸かっちゃって自分の置かれている立場が見えていないのよ」と答えました。
「あ~ぁそうなんだねぇ。私は感謝の気持ちが足りないかもしれない。主人に感謝してなかったもんね~」としみじみ言われました。
私も、もしかしたら主人が健康でいつもそばにいてくれたら当たり前のように思って感謝してなかったかもしれない。だから私も大きなことは言えないけれど無くしてみてその大切さがわかるのです。
それから暫くして会ったとき「気付かせてもらってよかった。同じ日々なのに今は少し感謝の気持ちが出てきたのよ。そしたら生きていることもありがたいことなのね」と笑顔が出ていました。
人生、先のことはわからない。いいことがあるか悪いことがあるか・・・
でも今置かれている状況にも感謝できるようになりたいと思っています。
私も主人を亡くして先のことは考えられない、とにかく今日、明日のことだけ考えて生きていこう・・・・それが積み重なってもう10年過ぎてしまいました。
その間に高校生だった末っ子は結婚して二児の母親に・・・社会人だった長男は勿論、結婚して二児の父親で今は一緒に住んでいるし大学生だった長女も結婚して・・・この10年の流れは以前考えもできなかったものです。
毎日平凡だけど日々の生活が一番大切なのではないでしょうか。時には(主人がいてくれたらなぁ)とたまらなくなるときもありますが、これが自分の運命だと思わないと生きていけません。
活動のお陰で沢山の方との出会いがありました。
又これからもいろんな方と出会うことでしょう。
後悔する事もあるかもしれません。
でも自分の置かれている現在が最良だと思って暮らしていきたいです。
何より人工内耳で聞えの幅が広がったことは神様からの贈り物かもしれません。
そしていろんな方の言葉に耳を傾けて謙虚にならなくっちゃ・・・
気付かせてくれたSさんに感謝!!