子どもの寝息をBGMに

子どもの寝息をBGMに

2006年07月09日
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カテゴリ: お気に入りの本


せっかくの機会なので、最前列の中央に陣取って、先生のお話を間近で聞きました。先生は「最近の日本人は、自分が好まない状況を受け入れる力が弱くなっている」という内容のことを話されました。1歳半健診に立ち会って、発達障害などが見つかった子供の親に告知すると、それを受け入れるまでにかなりの時間がかかったり、受け入れられなかったりする場合が、この30年間で非常に増えているということでした。

先生のお話を聞いているうちに、涙がポロポロと流れてきました。お話の内容に反応したというより、先生のお話が病室で読んだ本の内容と重なるたびに、そのときの状況を思い出して、涙が止まらなくなってしまったのです。たしかに入院期間は長く手術も術後も大変な状態でしたが、病気は根治したし友達も沢山できたので、そのことが「辛い記憶」に分類されているという自覚はなく、自分でも意外でした。あ~私は辛かったんだ~と思うと余計に涙が出てきて、演台から先生が何度か心配そうな視線を投げかけてくださいました。

講演が終わると、控え室に押しかけて持っていた本にサインをしていただきました。先生の顔を見るとまた堰を切ったように涙が溢れてきて自分でもどうしようもなくなり、友達に背中をさすってもらって、やっと*ももたろう*の名前を言うことができました。先生は快く「*ももたろう*君 がんばれ」と書いてくださいました。

先生は長年ずっと臨床をされているそうですが、実際にお会いしてみると、先生に向かって心の中にあるものを全部さらけ出したくなるような、そんな気持ちにさせる、素敵な方でした。



                    ~佐々木正美先生のことばより


あ~ ちくしょう !握手したり写真を撮ったりすればよかった!!!





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Last updated  2006年07月12日 21時37分48秒
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